50代以上のスマホ所有率は年々増加傾向にある
2020年8月6日にMMD研究所が発表した「2020年シニアのスマートフォン、フィーチャーフォンの利用に関する調査」によると、60~70代のスマートフォンの所有率は77%で、今や8割近くの60代以上がスマホを所有しています。
さらに、総務省の「情報通信白書(平成30年版)」の調べでは、50代の72.7%がスマホを所有している事が分かっています。それぞれ年を重ねるごとに所有率は上昇しており、今後ますますスマホユーザーが増えると予想されます。
ドコモ、au、ソフトバンクの携帯大手3社では、50代以上の方向けの端末やスマホデビュー向けの料金プランも用意しており、初心者の方でも安心して利用出来ます。
今回は携帯大手3社が用意している50代、60代以上向けのおすすめスマートフォンや料金プランについて、分かりやすく解説します。
(2021年4月22日更新)
- 50代以上のスマホ所有率は年々増加傾向にある
- おすすめスマートフォン1 初心者向けスマホ(スマホデビューに最適)
- おすすめスマートフォン2 初心者向けより性能に優れたスマホ
- シニア向けスマートフォン端末比較
- 端末価格まとめ
- 「ガラケー ⇒ スマホ」向けの料金プラン解説&オススメの携帯会社
- 「ガラケー ⇒ スマホ」プラン解説1 ドコモ編
- 「ガラケー ⇒ スマホ」プラン解説2 au編
- 「ガラケー ⇒ スマホ」プラン解説3 ソフトバンク編
- 「ガラケー ⇒ スマホ」料金比較
- 料金比較1 1GB
- 料金比較2 2GB
- 料金比較3 3GB以上
- 「スマホ ⇒ スマホ」向けの料金プラン解説&オススメの携帯会社
- 「スマホ ⇒ スマホ」プラン解説1 ドコモ編
- 「スマホ ⇒ スマホ」プラン解説2 au編
- 「スマホ ⇒ スマホ」プラン解説3 ソフトバンク編
- 「スマホ ⇒ スマホ」料金比較
- 料金比較1 1GB
- 料金比較2 2GB
- 料金比較3 3GB以上
- 契約する際の手数料
- おすすめ店舗とお得なキャンペーン情報
- まとめ
おすすめスマートフォン1 初心者向けスマホ(スマホデビューに最適)
まずはスマホデビューする方など、初心者に最適なスマートフォンを紹介します。
ドコモ 「らくらくスマートフォン (富士通)」
ドコモの中で最もオススメなのが、この「らくらくスマートフォン」です。
シニアに人気のある「らくらくフォン」のスマートフォン版。
文字が見やすく、電話やメール、LINE、カメラなどの基本機能が使いやすいようにホーム画面も設定されています。
ボタンを押すような感覚で入力できる「らくらくタッチパネル」や、webサイトの見にくい部分をワンタッチで拡大してくれる「おまかせズーム」、操作に困った際に専門スタッフにすぐ相談できる「らくらくホンセンター」機能といった初心者にとって便利な機能が充実しています。
また、全国防犯協会連合会による「優良迷惑電話防止機器」の認定モデルであり、迷惑メールや迷惑電話対策機能も搭載しているので、防犯面も安心。
初めてのスマホには最適な端末です。
au「GRATINA(京セラ)」
auの中で最もオススメしたいのが20年9月に発売した京セラの「GRATINA」です。
初めて使う方に特化したスマートフォンで、メールや電話、カメラといった基本機能が非常に使いやすいようにデザインされています。
約5.8インチの大画面ですし、アイコンや文字入力ボタンが大きいので、打ち間違いも起きにくいです。
背面カメラは約1600万画素の高画質で、綺麗な写真が撮影可能。指紋認証も搭載されていて、セキュリティ面も充実しています。
au「BASIO 4(京セラ)」
京セラの「BASIO 4」もauのオススメスマホの1つです。
GRATINAと同じく初心者向けのスマートフォンで、累計1000万台を突破した人気の高い端末です。
GRATINAとは違い、使う頻度の多いメールや電話は「専用の物理ボタン」があるので、ガラケーに慣れた方でも簡単で安心して利用出来ます。また有機ELディスプレイを採用しているので、GRATINA(液晶)より発色に優れています。
ホーム画面には現在地周辺の天気予報が大きく表示されていますし、ワンタッチで連絡できる「短縮ダイヤル機能」も搭載。
スマホの基本的な使い方を学べるアプリも用意されています。
ソフトバンク 「シンプルスマホ5(シャープ)」
ソフトバンクで一番オススメしたいスマートフォンが、「シンプルスマホ5」です。
ドコモの「らくらくスマートフォン」やauの「GRATINA」と同じく、初心者の方に特化したスマートフォンで、初めての方でもカンタンに操作が出来ます。
「電話」や「メール」、「音声検索」の専用物理ボタンがあるので、ガラケーを使っていた方でもすぐに馴染めますし、ホーム画面は「カメラ」や「地図機能」「LINE」などの基本アプリがアクセスしやすいように設定されています。
「押すだけサポート」というアプリを使えば、スマホのお困りごとを簡単に解決出来て、解決できない場合もカスタマーサービスへすぐに電話出来ます。
4000mAhの大容量バッテリーで電池の持ちが良く、「防水、防塵、耐衝撃対応」なので、何かと安心です。
おすすめスマートフォン2 初心者向けより性能に優れたスマホ
初心者向け端末よりも「もう少しスタイリッシュで、性能に優れたスマートフォン」を紹介します。
大手3社共通「AQUOS sense5G(シャープ)」、ドコモ「AQUOS sense 4(シャープ)」
ここでオススメしたいのが「AQUOS sense5G」と「AQUOS sense4」です。
「AQUOS sense 5G」は5G対応スマホで、「AQUOS sense4」は4G対応です。
どちらも文字やアイコンが大きく見やすい「シンプルモード(かんたんモード)」を搭載しているので、60代の方でも安心して使えます。
シンプルモードにはよく使う連絡先へワンタッチで電話が出来る「短縮ダイヤル」が付いているので、電話を掛けるのも簡単。
既に紹介した初心者向けスマホより、CPUの性能が優れているので操作もサクサクと快適ですし、背面カメラもトリプルレンズを採用しているので写真も綺麗。
4750mAhのバッテリー容量で、他のスマホより電池の持ちも長いです。
スペックはどちらもほぼ同じで、違いは「5G対応」と「HDR再生対応」の有無(sense5Gは対応、sense4は非対応)くらいです。
CPUは「sense5G」の方が僅かに上です。
シニア向けスマートフォン端末比較
50代、60代以上のおすすめスマートフォンについて、端末の性能を比較してみましょう。
スペック比較 ドコモ編
※ 「AQUOS sense5G」はライトカッパー、ニュアンスブラック、オリーブシルバー、ライラック、コーラルレッド、スカイブルー、イエローゴールド(コーラルレッド以降はオンラインショップ限定)
※ 「AQUOS sense4」はライトカッパー、ブラック、シルバー、ライトブルー、レッド、ブルー、イエロー(レッド以降はオンラインショップ限定)
スペック比較 au編
スペック比較 ソフトバンク編
重要ポイント比較表
端末価格まとめ
気になる端末価格についてまとめてみました。
ドコモのスマートフォン
※ 「5G WELCOME割」と「端末購入割引」を適用した価格を表示しています
※ 「AQUOS sense4」と「らくらくスマートフォン」は、「はじめてスマホ購入サポート」を適用した価格を表示しています
auのスマートフォン
※ 3Gからの変更に関しては、「3Gとりかえ割(スマホ)」と「3Gとりかえ割+」を適用した価格を表示しています
ソフトバンクのスマートフォン
※ 「シンプルスマホ5」は、「3G買い替えキャンペーン」を適用した価格を表示しています
端末回収プランを知らない方へ
auとソフトバンクの端末価格は「スマホを回収するプラン」と「スマホ回収なしのプラン」に分かれています。
auの「かえトクプログラム」、ソフトバンクの「トクするサポート+」のサービス内容を詳しく知らない方は、端末回収プラン解説記事をご覧ください。
「ガラケー ⇒ スマホ」向けの料金プラン解説&オススメの携帯会社
ここからは大手3社の用意する料金プランと、料金比較を通したオススメの携帯会社を解説します。
まずは「ガラケーをお持ちの方で、これからスマホデビューする方」向けのプランを紹介します。
プラン解説は飛ばして、料金比較を見たい方はこちら
スマートフォンから変更の方はこちらをご覧ください
「ガラケー ⇒ スマホ」プラン解説1 ドコモ編
「スマホはじめてプラン」
ドコモでガラケーからスマートフォンデビューする方におすすめなのが「スマホはじめてプラン」です。
月額料金は1793円で、毎月の利用データ量は1GB。
このプランには「5分通話無料オプション」が付いていて、1回5分以内の通話が何度かけても無料となります(5分を超えた場合は、30秒につき22円が発生)。
「FOMAケータイからの機種変更」もしくは「他社ケータイから乗り換えの方」が対象のプランです。
通話オプション
月1100円を支払えば、時間回数問わずかけ放題となる「かけ放題オプション」が使えます。
期間限定割引キャンペーン1 「はじめてスマホ割」
はじめてスマホプランに加入の方は、「はじめてスマホ割」が使えます。
以下の条件を満たす方は、毎月550円の割引が1年間適用されます。
期間限定割引キャンペーン2 「はじめてスマホ購入サポート」
「FOMAプランからの機種変更」もしくは「他社の3G回線プランから乗り換え」の際に対象スマホを購入した場合、最大11万8008円の端末割引が適用されます。
キャンペーン期限は未定。
割引を加えた料金まとめ表
「かけ放題プラン」で契約するケースを例に、割引キャンペーンを加えた料金プランをまとめてみました。
「ガラケー ⇒ スマホ」プラン解説2 au編
プラン1 「スマホスタートプラン」
通話定額ライト2(1回5分以内の通話が無料で、5分を超えると22円/30秒が発生)
※ 2年契約Nの場合(定期契約なしは月187円高い)
通話定額2(時間回数問わずかけ放題)
※2年契約Nの場合(定期契約なしは月187円高い)
「スマホスタートプラン」は、「ピタットプラン 4GLTE(s)/5G(s)」と「通話オプション」を組み合わせたプランで、最初の1年間に渡って毎月3080円の割引が適用され、2年目からは毎月1980円の割引が永年適用される(「ケータイ→auスマホ割プラス」)スマホデビューの方にお得なプランです。
データ上限は20GBで、データ量に従って料金が変わります。
auの3Gケータイからの機種変更、他社ケータイから乗り換えの方が対象です。
サービスの詳しい条件
※ auオンラインショップでは申し込み出来ません
プラン2 「スマホスタートプラン60」
※ 2年契約Nの場合(定期契約なしは月187円高い)
60歳以上かつスマホデビューの方で、通話を頻繁に利用する方は、こちらのプランがオススメ。
60歳以上の方が「auケータイからの変更」や「他社ケータイからの乗り換え」で対象スマホを購入すると、最初の1年間は毎月4180円の割引が適用され、2年目以降は毎月3080円の割引が永年適用されます。
プラン内容は「スマホスタートプラン」の「通話定額2」を選択したものと同じ。
「スマホスタートプラン」よりお得な料金体系となっています。
「ピタットプラン 4G LTE」は、毎月のデータ量によって月額料金が決まる従量制プランです。
プランの適用条件
※ auオンラインショップでは申し込み出来ません
期間限定割引キャンペーン1 「3Gとりかえ割(スマホ)」
「『3Gケータイ/スマホ』や『スマホ(VoLTE非対応)』からの機種変更」もしくは「他社の3G回線端末から乗り換え」の際に対象スマホを購入した場合、最大3万3000円の端末割引が適用されます。
キャンペーン期限は未定。
期間限定割引キャンペーン2 「3Gとりかえ割+」
「『3Gケータイ/スマホ』や『スマホ(VoLTE非対応)』からの機種変更」もしくは「他社の3G回線端末から乗り換え」の際に対象スマホを一括購入した場合、「3Gとりかえ割(スマホ)」と合わせて最大3万4580円の端末割引が適用されます。
キャンペーン期限は未定。
「ガラケー ⇒ スマホ」プラン解説3 ソフトバンク編
「スマホデビュープラン」
※ 「2カ月バリューキャンペーン」開催中で、最初の2カ月は無料で月2GBまで利用可能
「ソフトバンクのケータイ(もしくは他社ケータイ)からスマートフォンへ変更する方」を対象としたお得なプランです。
データ量は月1GB。
このプランに加入すると、最初の1年間に渡って毎月1188円の割引(1年おトク割+)が適用されます。
加えて、通話プランの「準定額オプション+(5分以内かけ放題)」もしくは「定額オプション+(かけ放題)」を選択すると、「小容量制(毎月1430円の割引)」が永年適用されます。
また、月550円を追加すると、月2GBまでデータ量が拡大可能。
現在、「2カ月バリューキャンペーン」開催中で、1GB増量を申し込むと、最初の2カ月は無料で月2GBまで利用出来ます。
定額オプション
スマホデビュープランの適用条件
割引額を含めた合計金額
表を見れば通り、「定額オプション無し」より「『準定額オプション+』付き」の方が料金が安いです。
期間限定割引キャンペーン2 「3G買い替えキャンペーン」
「3Gケータイ、3Gスマホからの機種変更」もしくは「他社の3Gケータイ、3Gスマホから乗り換え」の際に対象スマホを購入した場合、最大3万6000円の端末割引が適用されます。
キャンペーン期限は未定。
「ガラケー ⇒ スマホ」料金比較
ここまで「ガラケー⇒スマホ」向けの料金プランを解説しましたが、50代、60代以上の方はドコモ、au、ソフトバンクでどの会社が最もお得なのでしょうか?
料金比較をしてみたいと思います。
料金比較を行うための条件設定
条件は以下の通りです。
・機種変更手数料、乗り換え手数料、解約金は計算しない
・ 「かけ放題プラン」と「通話定額プランなし」の2パターンで比較する
・ドコモはFOMAケータイからの機種変更とする
・端末価格は機種変更時の価格を参考にする
・各社のオススメ機種を比較対象とする(ドコモ「らくらくスマートフォン」、au「GRATINA」、ソフトバンク「シンプルスマホ5」)
料金比較1 1GB
かけ放題プラン
かけ放題なし
※1 「はじめてスマホプラン」には「5分通話無料オプション」が付いている
※2 「スマホスタートプラン」は「通話オプション」が必須なので、「通信定額ライト2」を使う
※3 「スマホデビュープラン」は通話オプション無しより「準定額オプション+」を付けた方が安いので、それを付ける
各ユーザーのおすすめ会社
60歳以上のかけ放題はauがベスト、その他はユーザーによって分かれる
60歳以上のかけ放題プランなら、auがベストです。
au「スマホスタートプラン60」の場合、60歳以上の方は「新スマホ割60」が適用されるので、非常にお得。
ソフトバンクより2年間で3万5000円以上も安い計算です。
59歳以下や60歳以上でも通話をあまりしない方は、ユーザーによってオススメの携帯会社が異なります。
プラン料金で見ると、3社どこも同じような料金体系。
そこでカギになるのは端末代金と乗り換えキャンペーンです。
ソフトバンクの正規代理店(スマホ乗り換えドットコム)の乗り換えキャンペーンを使えば、2万990円の実質値引き(現金2万円のキャッシュバック+990円の料金割引)となり、ドコモから乗り換えれば2年間で9000円以上も節約出来ます。
今後他社に乗り換える可能性があるならau、長期的な利用を考えるならドコモが料金的にお得です。
⇒契約する際の手数料とお得なキャンペーン情報(オンラインショップ、正規代理店の特典)
料金比較2 2GB
かけ放題
かけ放題なし
※1 「スマホスタートプラン60」「スマホスタートプラン」は、かけ放題なしプランが存在しないため、「通話定額ライト2」のプランを採用しています
※2 「スマホデビュープラン」は、かけ放題なしより「準定額オプション+」を付けたプランの方が安いため、そちらを採用する
各ユーザーのおすすめ会社
1GBプラン同様に、60歳以上のかけ放題はauがベスト
1GBプランと同様に60歳以上のかけ放題プランなら、迷わずauを選択しましょう。
「GRATINA」購入なら、最初の2年間は平均月2728円で月2GB使えます。
ただし、「新スマホ割60」は対象スマホが限定されているので、ご注意ください。
「60歳以上の通話をほとんどしない方」や「59歳以下」は、ソフトバンクがお得
59歳以下の方はソフトバンクをオススメします。
月2GBのプラン料金を比較した場合、3社の中で最も安く、ドコモより月1650円もお得な計算です。2年間で4万円程度の差が生まれるので、この差は大きいですね。
更にドコモとauユーザーは1GBプランで解説した通り、ソフトバンク正規代理店の乗り換えキャンペーンを使うと、2万990円の実質値引きが受けられます。
有料オプションの加入も必要ないですし、ネットだけでなく電話での申し込みを受け付けているので、安心して契約出来ます。
詳しい情報については下記のリンクで解説しますので、ご覧ください。
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料金比較3 3GB以上
かけ放題
かけ放題なし
※1 「スマホスタートプラン60」「スマホスタートプラン」は、かけ放題なしプランが存在しないため、「通話定額ライト2」のプランを採用しています
各ユーザーのおすすめ会社
月3GB使うなら、au一択
3GBプランのおすすめは、au一択です。
大手3社が提供するスマホデビュー向けのお得なプランで月3GB使えるのは、auのみ。
例えば、ソフトバンクからauへ乗り換えた場合、2年間で11万円以上も携帯料金を節約出来ます。
3Gからの変更で「GRATINA」を購入すると、「3Gとりかえ割(スマホ)」と「3Gとりかえ割+」が同時適用されて、実質0円でゲット出来るので非常にお得。
スマホデビューの方で月3GB以上使う方は、auの「スマホスタートプラン」を利用することをオススメします。
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「スマホ ⇒ スマホ」向けの料金プラン解説&オススメの携帯会社
ここからはスマートフォンから変更する方向けの料金プランを解説します。
また、大手3社の料金比較を通して、ユーザー別のオススメ携帯会社を紹介します。
プランは知ってるので、どこの携帯会社がベストか知りたい方はこちら
「スマホ ⇒ スマホ」プラン解説1 ドコモ編
「5Gギガライト」「ギガライト」
「5Gギガライト」と「ギガライト(4G向け)」は、毎月のデータ量に応じて4段階で料金が変化する従量制プランです。
データ上限は7GB。
「5Gギガライト」は定期契約なしで解約金もありません。
一方、「ギガライト」は「2年契約(解約金1100円)」と「定期契約なし(解約金0円)」の2つから選ぶ仕組みになっています。
「5Gギガホプレミア」「ギガホプレミア」
「5Gギガホプレミア」は月額7315円で、データ無制限のプランです。
定期契約なしで解約金も発生しません。
「ギガホプレミア(4G向け)」は月額7018円で、データ60GBのプランです。
「2年契約(解約金1100円)」と「定期契約なし(解約金0円)」の2種類から選べます。
どちらのプランもデータ量が3GB以下の月は、1650円が自動割引されるシステムです。
通話オプション
通話をよくする方は、以下のオプションがオススメです。
割引額を含めた合計金額(かけ放題の場合)
5Gギガライト
ギガライト
5Gギガホプレミア、ギガホプレミア
「スマホ ⇒ スマホ」プラン解説2 au編
「ピタットプラン5G / 4GLTE」
「ピタットプラン5G / 4GLTE」は、毎月のデータ量に従って3段階で料金が変わる従量制プランです。
データ上限は7GB。
通話料は30秒につき22円がかかります。
契約タイプは「2年契約N」と「定期契約なし」の2種類。
「定期契約なし」は解約金がいつでも0円になる代わりに、2年契約より月187円高い仕組みです(「2年契約N」は解約金1100円で、更新月は0円)。
「使い放題MAX 5G / 4G」
「使い放題MAX 5G /4G」は、月額7238円でデータ無制限のプランです。
1カ月のデータ量が3GB以下の月は、1650円が自動的に割引されます。
通話料は30秒につき22円がかかります。
契約期間も無いですし、解約金もありません。
デザリングとデータシェアで使えるのは合計30GBまで。
無制限ではない点に注意が必要です。
通話オプション
通話をよくする方は、以下のオプションがオススメです。
割引キャンペーン 「新カケホ割60」
60歳以上を対象とした割引サービスで、「GRATINA」や「BASIO4」といった対象スマホを購入し、「ピタットプラン4GLTE」と「通話定額2」に加入すると、毎月1100円の割引が永年適用されます。
60歳以上のスマホ初心者で通話を頻繁にする方にオススメのサービスです。
条件
割引額を含めた合計金額(かけ放題の場合)
「ピタットプラン5G / 4GLTE」
「ピタットプラン4GLTE」+「新カケホ割60」
「使い放題MAX 5G / 4G」
「スマホ ⇒ スマホ」プラン解説3 ソフトバンク編
「ミニフィットプラン+」
「ミニフィットプラン+」は、毎月のデータ量に応じて3段階で料金が決まる従量制プランです。
データ上限は3GB。
契約期間は無く、解約金も発生しません。
通話料は30秒につき22円かかります。
「メリハリ無制限」
「メリハリ無制限」は月額7238円で、データ無制限のプランです。
1カ月のデータ量が3GB以下の月は、自動的に1650円が割引されます。
契約期間なしで、解約金も0円。
通話料は30秒につき22円が発生します。
「デザリング」と「データシェア」のデータ上限は合計30GBまで。
無制限ではありませんので、ご注意ください。
通話オプション
通話を頻繁にする方は、以下のオプションを利用しましょう。
割引額を含めた合計金額(かけ放題の場合)
ミニフィットプラン+
メリハリ無制限
「スマホ ⇒ スマホ」料金比較
ここまで「スマホ ⇒ スマホ」向けとしたドコモ、au、ソフトバンクの料金プランを解説しましたが、50代、60代以上の方はどの会社が最もお得なのでしょうか?
料金比較をしてみたいと思います。
料金比較を行うための条件設定
条件は以下の通りです。
・スマートフォンからの変更とする
・機種変更手数料、乗り換え手数料、解約金は計算しない
・ 「かけ放題プラン」と「通話定額プランなし」の2パターンで比較する
・端末価格は機種変更時の価格を参考にする
・各社のオススメ機種を比較対象とする(ドコモ「らくらくスマートフォン」、au「GRATINA」、ソフトバンク「シンプルスマホ5」)
料金比較1 1GB
かけ放題プラン
かけ放題なし
各ユーザーのおすすめ会社
60歳以上はauがベスト
「かけ放題プラン」は、60歳以上ならauがベストです。
auの場合、60歳以上の方で対象スマホを購入した方は、「かけ放題オプション(通話定額2)」を選択すると「新スマホ割60」が適用されるので非常にお得。
ドコモより2年間で3万7000円以上も安い計算です。
「59歳以下」「60歳以上の通話をあまりしない方」は、auかソフトバンクがおすすめ
59歳以下の方や60歳以上でも通話をあまりしない方は、auかソフトバンクがおすすめ。
auは他社からの乗り換えでオンラインショップを利用すると、最大2万2000円の端末割引が適用されます。「GRATINA」なら1万6500円、「BASIO4」なら2万2000円が割引されます。
ソフトバンクは他社からの乗り換えで、正規代理店「スマホ乗り換えドットコム」を利用すると、「現金2万円のキャッシュバック」と「1万3200円の料金割引」が適用されます。合計3万3200円も安くなる計算なので、非常にお得。
例えば、「通話をあまりしないauユーザー」がソフトバンクに乗り換えた場合、2年間で2万6000円以上も携帯料金をカット出来ます!
月3000円以下でスマホが持てるのは、ありがたいですね。
⇒契約する際の手数料とお得なキャンペーン情報(オンラインショップ、正規代理店の特典)
料金比較2 2GB
かけ放題
かけ放題なし
各ユーザーのおすすめ会社
2GBまでの利用なら、ソフトバンクが安い
月2GBまでの利用ならソフトバンクがお得です。
ドコモユーザーがソフトバンクの「シンプルスマホ5」に乗り換えた場合、2年間で6000円ほど安くなります。正規代理店の乗り換え特典を使えば、3万9000円以上もコストカット出来ます。有料オプションの加入条件もありません。
「月2GBじゃ物足りない方」は、auがオススメ。1GB当たりのコストパフォーマンスはauが最も高いです。
更にauオンラインショップの乗り換え特典を使えば、更に料金がお得になります。
ただ、端末によってはドコモがお得になるケースもあるので、端末代金のチェックも忘れずにしましょう。
60歳以上で、かけ放題プランを使う方はauがベスト
60歳以上でかけ放題プランを利用する方は、auがベスト。
3社の中で唯一シニア向けの割引サービス(新スマホ割60)を提供するauが料金的にお得です。
⇒契約する際の手数料とお得なキャンペーン情報(オンラインショップ、正規代理店の特典)
料金比較3 3GB以上
かけ放題
かけ放題なし
各ユーザーのおすすめ会社
ドコモユーザーはauがお得
オススメスマホの「GARTINA」は他社のおすすめ端末より安く、オンラインショップの乗り換え割を使えば、1万円を切る価格でゲット出来ます。
auユーザーはドコモへの乗り換えがベスト
auユーザーはドコモへの乗り換えた方が料金的にお得です。
例えば、「らくらくスマートフォン」へ乗り換えた場合、auより2年間で4000円ほど安くなりますし、3GB使うケースではauプランより月額料金が550円お得なので、長期的に使う点でも有利です。
価格ドットコムの人気スマートフォンで2位(21年4月現在)を獲得している「AQUOS sense4」が買える点もメリットの1つです。
ソフトバンクユーザーはauかドコモへ乗り換えよう
ソフトバンクユーザーは、auかドコモへの乗り換えをオススメします。
ソフトバンクの3GB利用時の価格は他社より高い傾向にあり、ドコモより月1100円も差があります。
それ以外の方はドコモかauか迷うところですが、「3GBで十分」ならドコモ、コスパを重視したいならauをオススメします。
⇒契約する際の手数料とお得なキャンペーン情報(オンラインショップ、正規代理店の特典)
契約する際の手数料
最後に契約する際のポイントとお得なキャンペーン情報をご紹介します。
まずは手数料について解説します。
新規契約にかかる手数料
どの会社も新規契約事務手数料は3300円です。
機種変更にかかる手数料
機種変更をする際にも手数料がかかります。
ドコモオンラインショップとソフトバンクオンラインショップでは、手数料がなんと無料(店舗では2200円~3300円)なので、なるべく料金を抑えたい方はぜひご利用ください。
3社の機種変更手数料は以下の表をご覧ください。
※ ()内はオンラインショップの価格
乗り換えにかかる手数料
次に乗り換えにかかる手数料について解説します。
2019年10月から、ドコモとauでは2年契約時の解約金が9500円から1100円に変更となりました。
ソフトバンクの場合、2019年9月13日以降にスタートしたプランは、全て定期契約なしで、解約金が0円です。
21年4月からスタートしたドコモの「5Gギガホプレミア」や「5Gギガライト」、auの「使い放題MAX 5G/4G」も定期契約なしの解約金0円です。
乗り換えにかかるコストが低くなり、今まで以上に他社への乗り換えがしやすくなっています。
通常、MNP(乗り換え)をする場合は以下の手数料がかかります。
解約金アリの場合
契約解除料(1100円 or 9500円)+MNP転出料【乗り換え前の携帯会社】(無料)+契約事務手数料【新しい契約先】(3300円)= 4400円~1万2800円
解約金ナシの場合
MNP転出料(無料)+契約事務手数料(3300円)= 3300円
※ 現在利用している会社の契約期間が自動更新月(2年契約終了の翌月と翌々月)は解約金がかからない
MNP転出料と契約事務手数料
現在利用中の携帯会社の契約期間が2年契約の途中で解約する場合、9500円(2019年10月以降のドコモ、auプラン契約なら1100円)の解約金がかかります。
自動更新月(2年契約終了月の当月と翌月、翌々月)であれば、解約金は0円です。
ちなみに2019年9月スタートのソフトバンク新プランを契約している方は、全てのプランが定期契約なし、解約金0円です。
乗り換えを検討中の方は、解約金0円で乗り換えられる自動更新期間がいつなのか携帯ショップで確認しましょう。
おすすめ店舗とお得なキャンペーン情報
契約は公式ショップがオススメ
・専門スタッフと直接話ができるので安心
・気になる点や疑問に思う点を相談できる
・初期設定をしてもらえる
・当日に端末が手に入る
契約するなら、各携帯会社の公式ショップがオススメです。
直接端末に触れる事が出来ますし、専門スタッフが端末の機能や料金プランについて、分かりやすく説明してくれます。
公式ショップという点も安心ですね。
1つ問題なのが待ち時間の長さです。
待ち時間を少しでも短くしたい方は、事前に公式ショップの来店予約をしましょう。
予約をしておけば、それほど待たずに案内してもらえるので、時間の節約になります。
24時間いつでもどこでも申し込める公式オンラインショップ
・24時間いつでもどこでも利用可能
・パソコンやスマホで気軽に契約できる
・待ち時間なし
・わざわざ店舗に行く必要がない
・機種変更手数料が無料(ドコモ、ソフトバンクオンラインショップ)
・オンラインショップ限定の特典が受けられる
「契約するために長い時間待ちたくない方」や「店舗へ行くのが面倒な方」「仕事や家事で忙しく店舗へ行く時間のない方」は、公式オンラインショップがおすすめ。
24時間いつでもどこでも、パソコンやスマホから注文が可能です。
また公式オンラインショップでは、以下のようなお得なキャンペーンが開催されています。
2021年4月現在、auオンラインショップでは対象機種が最大2万2000円割引となる「au OnlineShopお得割」、ソフトバンクオンラインショップでは対象機種が最大2万1600円割引となる「web割」が開催中です。
どちらもオンラインショップ限定となっています。
「オンラインショップの契約方法」については利用ガイド解説記事をご覧ください。
ドコモ
ソフトバンクへの乗り換えは「スマホ乗り換え.com(正規代理店)」がおすすめ
ソフトバンクへ乗り換えの方は、「スマホ乗り換え.com」がおすすめです。
ソフトバンクの正規代理店で、申し込み件数は30万件を突破していて、実績も十分なので契約も安心。
「スマホ乗り換え.com」の魅力は、なんといっても「現金キャッシュバック」。
キャッシュバックのおかげで公式ショップで契約するより、端末代金が数万円安くなり、非常にお得。
また、「有料オプションへの加入なし」でキャッシュバックを受けることが可能です。
ネットだけでなく、電話での契約を受け付けているので、ネットが使えない方でも安心して申し込めます。
・「iPhone12キャンペーン」開催中
・「2万円の現金キャッシュバックキャンペーン」開催中
「スマホ乗り換え.com」では、他社からの乗り換えで端末を購入すると、2万円の現金キャッシュバック(代金値引きなら2万1984円の割引)がもらえます!
更に「携帯料金が1年間で最大1万3200円の割引(スマホデビュープランは990円の割引)となるクーポン(Yahooクーポン)」も適用可能!
現金キャッシュバックの対象機種には、「iPhone12シリーズ」や「iPhoneSE」、「シンプルスマホ5」などの人気機種などが入っています。
「キャッシュバックキャンペーンの詳細(条件など)」や「申し込み方法」、「キャッシュバックが提供できる理由」など、より詳しい情報はこちらの解説記事をご覧ください!
【公式サイトはこちら】
まとめ
おさらい
・50代、60代以上の初心者でも利用しやすいスマートフォンが各社用意されている
・どの端末もシンプルで操作しやすい
・「ケータイからスマホへ変更する方」向けの割引キャンペーンが各社用意されている
・auには60代以上の方を対象にした割引キャンペーンがある
・通話時間や利用データ量によって選択すべき携帯会社が異なる
誰でも簡単に利用出来るスマートフォン
スマートフォンは昔の携帯電話とは異なり、「小さなパソコン」と呼ばれるくらい様々な機能が使える利便性の高いものです。多くの人にとって、なくてはならないツールといえるでしょう。
しかし、機能性に優れる反面、「操作が複雑」「設定方法が難しい」「セキュリティ面が心配」といったイメージがあって、なかなか手を出せない方も多くいます。
今回紹介したスマートフォンはそのようなイメージを取り除いてくれる端末だといえます。
分かりやすく、誰でも簡単に利用出来るスマートフォンになっていますので、ぜひ一度携帯ショップなどで端末に触れてみてはいかがでしょうか。
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