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【比較】ドコモの新料金プランと割引サービスを徹底分析(2018年版)

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スマートフォンは今や日常に欠かせないものでありますが、家計への負担も大きくなっています。なるべくでも無駄な出費は抑えたい所。そこで重要となるのが、料金プランです。最適なプランを組むことで、効果的な節約につなぐことができます。

しかし、携帯各社の料金プランは複雑な仕組みで、分かりにくい点も多く見受けられます。「色々見たけど、結局どのプランがお得なのかわからない!」。そんな悩みをお持ちの方に向けて、大手各社のスマホ料金プランを徹底分析し、詳しく解説します!今回、分析・解説するのはドコモです。この記事が少しでも、プランの組み立てに役立てれば幸いです。

新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」発表(2019年)

2019年4月15日、ドコモが新料金プラン(「ギガホ」「ギガライト」)を発表しました。

2019年料金プラン「ギガホ」「ギガライト」に関しては、こちらの解説記事をご覧ください。

2018年5月25日更新)

まずは基本となる料金プランを確認しよう

スマートフォンの契約基本体系は、「基本プラン+SPモード+パケットパック」です。それではまず、「基本プラン」と「パケットパック」について解説します。

基本プラン

ドコモでは、「カケホーダイプラン(以下『カケホーダイ』)」と「カケホーダイライトプラン(以下『カケホーダイライト』)」、「シンプルプラン」という3種類の通話プランが用意されています。旧プランである「Xiカケホーダイ」は、すでに受付を終了していますので、ご注意下さい。「基本プランの詳しい内容を説明します。

カケホーダイプラン

・国内向けの電話が定額で24時間し放題

・月額料金は2700円(2年契約が必要)

・2年契約をしない場合は、月額4200円かかる

・2年契約の途中で解約する場合は解約金9500円がかかる

 

カケホーダイライトプラン

・国内向けの通話が、1回につき5分以内なら電話し放題

・5分を超えると、通話料(30秒につき20円)がかかる

・月額1700円(2年契約が必要)

・2年契約をしない場合は、月額3200円

・2年契約の途中で解約する場合、解約金9500円がかかる

・2017年1月30日からデータSパックも選択可能となった

・ファミリー割引を契約している場合、家族間の通話であれば、5分を超えても無料となる

 

シンプルプラン 

・2017年5月24日から受付開始(カケホーダイ、カケホーダイライトから変更の方は2017年6月1日より適用開始)

・月額980円

無料通話分はなく、通話料(30秒につき20円)がかかる

・2年契約なしは月額2480円

・2年契約の途中で解約すると、解約金9500円が発生する

・利用できるパケットパックはシェアパックとウルトラデータL/LLパック、ベーシック(シェア)パック

・データS / Mパックとの併用は不可

・シェアグループ内の通話は無料

 

2017年5月「シンプルプラン」スタート

2017年5月24日から新通話プラン「シンプルプラン」がスタートしました。2017年11月までシェアパック専用でしたが、2017年12月27日から個人向けのウルトラデータL/LLパックも利用できるようになりました。通話の少ない方に適したプランとなっています。

あまり通話を利用しない方は、「シンプルプラン」、通話時間の短い方は「カケホーダイライトプラン」、1回の通話時間が長い方は「カケホーダイプラン」の選択をおすすめします。

 

通話プランしか選べないの?

ドコモには通話プランの他に、データ通信のみが利用できる「データプラン」が用意されています。音声通話は出来ませんのでご注意ください。ただデータのみであれば、格安SIMの方が圧倒的にお得なので、こちらを申込むメリットはあまりないといえそうです。

パケットパックを確認しよう

通話プランを選んだら、次は「パケットパック」を選びましょう。パケットパックとは、ネットやメールなどのデータ通信をする際に、必要なデータ容量のパックです。容量が大きければ大きいほど、動画やネットをたくさん見る事ができます。それでは、ドコモで用意されている「パケットパック」を見てみましょう。

新規受付終了しているパケットパックもあるので、ご注意ください。

1人向けパケットパック

ベーシックパック(2018年5月25日スタート)

・月額料金は2900円~7000円(毎月のデータ量によって料金が変わる)

・データ量の上限は~20GBまで

ウルトラデータLパック 

・月額料金は6000円

・データ量は20GB

ウルトラデータLLパック

・月額料金は8000円

・データ量は30GB

データSパック(2018年5月24日をもって新規受付終了)

・月額料金は3500円

・利用できるデータ量は2GB

データMパック(2018年5月24日をもって新規受付終了)

・月額料金は5000円

・データ量は5GB

 

家族向けパケットパック

家族向けのパケットパックの特徴は、家族でデータをシェア出来ることです。例えば2人で使用できるデータ量が10GBの場合、2人で半分ずつ(5GB)使うことも出来ますし、1人が9GBで、もう1人が1GBなんてことも可能です。家族が一人ごとに契約するより、シェアできる家族向けプランを選んだ方が、料金としては圧倒的にお得です。

ベーシックシェアパック(2018年5月25日スタート)

・月額6500円~1万5000円(毎月のデータ量によって料金が変わる)

・データ量の上限は~30GBまで

ウルトラシェアパック30

・月額1万3500円

・データ量は30GB

ウルトラシェアパック50

・月額1万6000円

・データ量50GB

ウルトラシェアパック100

・月額2万5000円

・データ量100GB

シェアパック5(2018年5月24日をもって新規受付終了)

・月額6500円

・データ量は5GB

シェアパック10(2018年5月24日をもって新規受付終了)

・月額9500円

・データ量は10GB

シェアパック15(2018年5月24日をもって新規受付終了)

・月額1万2500円

・データ量は15GB

2018年5月25日新パケットパックがスタート

2018年5月25日に新パケットパック「ベーシックパック」と「ベーシックシェアパック」の受付が始まりました。

「ベーシックパック」と「ベーシックシェアパック」は毎月のデータ通信量によって月額料金が変わる従量制プランとなっています。データの繰り越しには対応していませんが、使わなかった月はその分安くなるメリットがあります。

新パケットパックの詳しい内容については「ベーシックパック」「ベーシックシェアパック」解説記事をご覧ください。

2016年6月から「新2年契約プラン」がスタート

2016年6月から「新2年契約プラン」がスタートしました。利用開始から3年目以降は、いつ解約しても解約金がかからない新たなプランが追加されました。「新2年契約プラン」は、2つのコースから選択するシステムです。詳しいプラン内容については、「新2年契約」の解説記事をご覧下さい。

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割引サービスを知ろう

ドコモには様々な割引サービスが用意されています。割引サービスは、常に用意されているものと、期間限定のものがあります。

新サービス 「docomo with」2017年6月スタート

新サービス「docomo with(ドコモウィズ)」が2017年6月よりスタートします。「docomo with」とは対象のスマホを購入することで、毎月1500円の割引が期間に限らず、ずっと適用されるサービスです。

サービスのお得度や契約条件など詳しい内容については、「docomo with」の解説記事をご覧下さい。

 

ずっとドコモ割プラス

ずっとドコモ割プラスとは、ドコモdポイントクラブのステージに応じて割引などの特典が受けられるサービスです。2018年5月1日から「ずっとドコモ割」が名称と共にサービス内容が新しく変わりました。ステージはドコモ回線の利用年数や累計ポイントで決まります。ステージや契約しているパケットパックによって割引額が異なります。

特典は2つあり、いずれか1つを選択します。1つ目の特典は料金割引です。サービス内容は、以前用意されていた「ずっとドコモ割」と変わりません。

2つ目はdポイント(1pt=1円)の進呈です。「ずっとドコモ割」にはなかった特典です。dポイント進呈特典の方が料金割引の割引額より1.2倍もお得なのが大きな特徴です。

これまで「ずっとドコモ割」を利用していた方は、自動的に「ずっとドコモ割プラス(料金割引)」へ変更となります。「dポイント進呈」を選択したい方は、新たに申し込みが必要です。申し込みは電話、web、店舗で受付中です。

下のステージ決定基準表と割引額一覧表を参考にして下さい。

ステージの決まり方

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個人向け(定額制パケットパック)

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個人向け(ベーシックパック)

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家族向け(定額制パケットパック)

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家族向け(ベーシックシェアパック)

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注意点とポイント

シェアパックの場合は、代表者回線の年数に応じて割引となります。4人が10年以上利用しているからといって、4人ごとに割引がされるわけではないので気を付けましょう。シェアパックをご利用の方は、利用年数が一番長い人を代表者回線にするとお得です。

 

期間限定1 ドコモの学割

25歳以下の方で新規契約、他者からのMNPFOMAからXiへの契約変更の方はドコモの学割の対象です。

対象のプランに加入すると、毎月1500円の割引が1年間に渡って適用されます。

期限は2018年5月31日(木)までです。

※ 「ドコモの学割」開始に伴い、「U25応援割」の新規受付は終了しました。現在契約中の方は引き続き適用となります。

条件

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割引額

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料金まとめ

ここまで解説してきた料金プランと割引サービスを表にまとめてみました。

カケホーダイプラン

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新規受付終了した旧プラン

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カケホーダイライトプラン

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新規受付終了した旧プラン

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シンプルプラン

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ドコモ公式オンラインショップへ移動する

スマホ料金プランを人数別に徹底比較!

基本的な料金体系が分かった所で、実際にどれくらいお金がかかるのか、料金プランを徹底比較したいと思います。今回は1人~4人の場合に分けて比較を行いました。契約する際の参考にどうぞ。

設定

・全員「カケホーダイプラン」を契約

・25歳以下は、いない設定とします。

・「ずっとドコモ割」などの割引プランは、料金に適用していません

1人で契約の場合

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※1 2年契約の場合。2年契約の途中で、解約の場合は9500円かかる。定期契約なしだと4200円/月です。

 

新規受付終了した旧プラン

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2人で契約の場合

次に、2人以上で契約した場合の料金比較を行います。シェアパックの場合、子回線(シェアパック代を負担する代表回線以外)に毎月500円のシェアオプション代がかかります。

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※2 カケホーダイ(2700円)、SPモード(300円)、パケットパックを合計した料金となります。

 

新規受付終了した旧プラン

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3人で契約の場合

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新規受付終了した旧プラン

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4人で契約の場合

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新規受付終了した旧プラン

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データ量が多いほど1GB当たりの料金がお得

この料金プランは利用データ量が多ければ多いほど1GB当たりの料金がお得なのが特徴です。実際に数的データを見てみましょう。下の表は、1GB当たりの毎月料金を比較したものです。

個人

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家族

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個人で言うと、ベーシックパックを1GB使った場合は2900円もかかりますが、ウルトラデータLパックは1GB当たり約267円となります。その差は約2633円。家族で見ると、ベーシックシェアパック(5GB利用)が1300円でウルトラシェアパック100が250円です。2つの差は1050円。この表からプランによって1GB当たりの金額が大きく変わってくることがわかります。

 

ドコモの利用年数が長い方や、25歳以下のお子様が多い家庭もお得!!

更に、ドコモの利用年数が長い方や25歳以下の方が多いご家庭は、お得な料金で運用することが可能です。なぜなら、先ほど解説した「ずっとドコモ割」と「学割」の割引サービスが活用できるからです。では一体どのくらい安くなるのでしょうか?

1人と4人家族で利用する場合を、比べてみましょう。ちなみに料金プランは、1人当たり20GB以上を利用するとします。まずは1人分の料金を見てみましょう。

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次に4人家族の場合です。4人家族の設定はこのようにしました。

設定

・父は15年以上ドコモを利用している

・子供は2人で、2人とも25歳以下

・学割は2017年12月27日からスタートした学割プランを適用

上記の設定を基に、料金を計算してみました。

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比較結果

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この設定を基にすると、4人家族の方が1人に比べて、毎月375円安く利用できる計算となりました。2年間だと9000円もの違いが。しかも5GBも多く利用することが出来ます。1人でご利用の方は4人家族に比べて、とても損だといえます。逆に、家族の方にはお得な料金プランだといえますね。

まとめ

最後に、ドコモのスマホ料金プランをおさらいしましょう。

料金プランをおさらい

・通話プランは「カケホーダイ」と「カケホーダイライト」「シンプルプラン」がある

・2018年5月25日から新パケットパック「ベーシック(シェア)パック」登場

・パケットパックは「1人用」と「家族用」がある

・常時用意されている割引サービスは「ずっとドコモ割プラス」

 

お得になるのはこんなタイプの方

・家族でご利用の方

・一緒に契約する人数が、多ければ多いほどお得

・25歳以下のお子さんがいるご家庭

・ドコモの利用年数が長い方

 

 「割引サービス」を活用して、最適な料金プランを選択しましょう

いかがでしたでしょうか?ここまでのおさらいを見ていくと、「契約年数」や「契約人数」が、お得に利用するためのポイントであることが分かります。「ずっとドコモ割」や期間限定の割引を上手く活用すれば、今以上にお得な料金で運用することができます。それぞれの制度をよく見極めて、自分に合った料金プランを選択しましょう。

 

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他社に乗り換えるならどこがお得?(最新版)

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通話をほとんど利用しない方や月額料金をもっと抑えたい方は、格安SIMの利用を検討してみてはいかがでしょうか?

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