スマートフォンの所有率で国内の半数近くのシェアを誇るiPhone。これまでiPhoneの販売はドコモ、au、ソフトバンクの大手携帯会社、もしくはSIMフリー版のみに限られていました。
しかし、2016年3月4日から新たに第4のキャリアと言われるワイモバイルでも、「iPhone5s」の販売がスタートすることになりました。ということで、3月よりワイモバイルが販売するiPhone5sについて、販売機種や料金プランを解説・比較していこうと思います。
結論から言うと、iPhone5sでOKの方には非常にお得です。(2017年3月27日情報更新)
2017年3月25日より「iPhone SE」販売スタート
2017年3月25日からiPhoneの4インチ最新機種「iPhone SE」の販売がスタートしました。詳しくはワイモバイルとUQモバイルの「iPhoneSE」比較記事をご覧下さい。
表示の価格は全て税抜です。
2016年3月「iPhone5s」が新登場
ワイモバイルで販売される機種は「iPhone5s」です。iPhoneの最新機種である「iPhone7」の取り扱いはありません。最新の機種ではないですが、そこまで高い性能を求めていない方にとっては十分使える機種となっています。
種類は16GBと32GBの2種類
用意されるのは16GBと32GBの2種類。カラーはシルバー、スペースグレーの2種類から選択可能です。
料金はどのくらいするの?
料金プランまとめ表(ドコモ、auから乗り換え)
端末価格を含めた2年間の合計金額を計算し、表にまとめてみました。
16GB、32GBモデル共通
※ 3年目以降は表示されている半分のデータ量となります。
※ 表示の金額は、「ワンキュッパ割」適用の場合です。
※ 端末代金は2年間利用した場合の実質価格
料金プランのまとめ表(ソフトバンクから乗り換え)
16GB、32GBモデル共通
料金プランのまとめ表 18歳以下の学割編(ドコモ、auから乗り換え)
16GB、32GBモデル共通
料金プランのまとめ表 18歳以下の学割編(ソフトバンクから乗り換え)
16GB、32GBモデル共通
端末代金は料金プランによって異なる!(最安月1980円~)
以前まで端末代金はプランによって異なりました。しかし、ワイモバイルはiPhone5sの代金を全プラン100円(ソフトバンクからの乗り換えは除く)に値下げ。どのプランを選んでも、100円で5sが手に入るようになりました。非常にお得な料金で使えるようになりました。16GBモデルも32GBモデルも料金が同じです。したがって、容量が大きい32GBモデルの購入をおすすめします。
ワイモバイルの新学割サービス「ヤング割」の詳しい内容は料金比較で解説します。
料金プランの仕組みをについては、ワイモバイルの解説記事をご覧ください。
SIMロックの解除は可能?
ワイモバイルのiPhone5sはSIMロック解除が出来ません。つまり、ワイモバイル解約後に、他のキャリアでiPhone5sを利用することは不可となります。この点にご注意ください。
端末比較をしてみよう(iPhone5s、iPhone6、iPhone6s)
端末比較表
コンパクトさが魅力的なiPhone5s
端末自体の性能やカメラ画素など全体的な機能面はiPhone7やiPhone6sより劣りますが、必要な機能は十分兼ね備えているiPhone5s。
iPhone5sの魅力は何といっても端末のコンパクトさにあります。例えば画面サイズ。iPhone7や6sの4.7インチに比べて、5sは4インチと非常にコンパクトなサイズになっています。大きな画面で動画を楽しみたい方には、ちょっと物足りない。サイズが大きいと片手操作に苦労しますが、5sであれば、そのような心配は無用。
5sの重量は112gと、7や6sに比べて圧倒的に軽いので邪魔になりません。また、小さなポケットにも入るサイズなので、持ち運びにも便利。コンパクトなスマホを好むユーザーにおすすめの1台です。
大手3社との乗り換え料金比較1 iPhone SE編
格安料金が魅力的なワイモバイルですが、iPhone5sを運用する場合どの程度の料金で利用出来るのでしょうか?学割適用など様々なケースを用いて比べてみたいと思います。
まずは大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)への乗り換えでiPhoneSEを購入する場合を例に、料金比較をしてみましょう。大手キャリアはプランごとに最も安い会社を比較対象とします。
2017年3月25日からワイモバイルでも「iPhone SE」の販売がスタートしました。そこでワイモバイルのSEも比較対象に入れてみたいと思います。5s、SE共に32GBモデルで計算します。
大手キャリアの端末代金はオンラインショップを参考にしています。
2GB以上プラン対決
※1 「データ容量2倍キャンペーン」適用時
5GB以上プラン対決
14GB以上プラン対決
iPhone5s(ワイモバイル)vs iPhone7(大手キャリア)比較表
ドコモ、auから乗り換え
月額料金、年間の合計金額は端末代金を含んだ料金です
ソフトバンクから乗り換え
料金の差で大手キャリアを圧倒したワイモバイル
どのプランも2年間の合計金額で、大手キャリアとは7万~11万円もの差が開きました。端末代金が100円になったことで、大手キャリアとの料金差は大きくなりました。GB数は変わらずに、これだけ安い値段で利用出来る点は大きなメリットだといえます。料金が安い代わりに、機能面では最新機種より劣ります。しかし、それでも機能的には十分使える端末です。機種の性能より料金を重視したい方におすすめだといえます。また、「iPhoneであれば、別に最新機種でなくても良い」という方にも非常におすすめです。
「料金を安く、なおかつ最新機種にこだわる方」は、ワイモバイルのiPhoneSEをオススメします。ワイモバイルでは32GBモデルだけでなく、128GBモデルも用意されています。
大手3社との乗り換え料金比較2 学割編
2017年1月20日からワイモバイルで「ヤング割」がスタートしました。18歳以下の方を対象にした学割サービスで、新規契約、他社からの乗り換え、旧イーモバイル・PHSからの機種変更、スマホプランS/M/Lへの契約変更の方に適用されます。
ヤング割は毎月の1000円割引が1年間に渡って適用されるサービスです。適用開始は契約から2年目以降です。1年目はワンキュッパ割が適用されるので、2年間にわたって毎月1000円の割引が受けられることになります。
では他社の学割サービスと比べて「ヤング割」はお得なのでしょうか?それぞれのプランごとに比較してみたいと思います。料金比較1と同じく、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)への乗り換えはiPhoneSE 32GBを購入する場合を例にします。大手キャリアはプランごとに最も安い会社を比較対象とします。
また、学割比較でも比較1と同じくワイモバイルのiPhone SEを比較対象に入れています。
2GBプラン対決
※2 3年目以降は2980円となります
5GBプラン対決
※3 3年目以降は3980円となります
10GB以上プラン対決
※4 3年目以降は5980円となります
iPhone5s ヤング割(ワイモバイル)vs iPhone7 学割(大手キャリア)比較表
ドコモ、auから乗り換え
月額料金、年間の合計金額は端末代金を含んだ料金です
ソフトバンクから乗り換え
ヤング割なら毎月1984円でiPhone5sが利用できる
学割サービスでも料金で大手キャリアを圧倒する結果となりました。ワイモバイルのヤング割なら、毎月1980円から新品のiPhone5sを利用することが出来ます(スマホプランS適用時)。大手キャリアの学割サービスと比べると、2年間で7万~10万円の差があります。端末が最新機種ではないことを踏まえても、この料金設定はお得だといえます。
また、最新機種である「iPhone SE」も大手3社のSEより数万円もお得に利用できます。コンパクトさが魅力のiPhoneを購入する方はワイモバイルへの乗り換えがベストな選択といえます。
ただし、毎月の利用データ量が多い方は注意が必要です。スマホプランLは毎月14GB利用出来ますが、3年目以降は毎月7GBまでの利用となります。2年間で再び他社へ乗り換える方や、毎月14GBあれば十分という方はワイモバイルがお得です。毎月20GB近く利用するユーザーで、ずっと同じ携帯会社を使い続けたい方は大手キャリアへの乗り換えを検討しましょう。
ポイント1 ソフトバンクからの乗り換え(MNP)も割引の対象
「ワンキュッパ割」「ヤング割」はソフトバンクからの乗り換え(番号移行)も割引の対象です!しかし、ドコモ、auと比べ料金プランが異なりますので、ご注意下さい。
注意点1 ワイモバイルは2年契約あり
ワイモバイルには大手携帯会社と同じく、2年契約が存在します。もちろん2年契約なしでも契約が可能ですが、月額料金が高くなります。2年契約の途中で解約の場合、解約金9500円がかかります。
ワイモバイルへの乗り換えを検討されている方は、この点に気を付けましょう。
オンラインストアでの購入方法
店頭に行く時間がない方やわざわざ行くのが面倒な方はオンラインストアでの契約がおすすめです。
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オンラインストアの申込み方法など、詳しい情報はこちらをどうぞ
まとめ
では最後にここまでのおさらいをしましょう。
おさらい
・2016年3月4日、ワイモバイルから「iPhone5s」が発売
・タイプは16GBモデルと32GBモデルの2種類
・カラーはシルバーとスペースグレーから選択できる
・月額1980円から利用が可能
・スマホプランS/M/Lから選択できる
・2017年1月から「ヤング割」がスタート
・ワイモバイルなら、大手キャリアより毎月3000~4000円ほど安く運用できる
新品で安く使うなら、ワイモバイルのiPhone5sがベスト
「大手キャリアの携帯料金は高くて、不満を感じる。でもiPhoneを使いたいし、中古は嫌だ、、。でもやっぱり料金を抑えたい。」
そんな方におすすめなのが、ワイモバイルのiPhone5sです。ワイモバイルなら、新品のiPhoneを毎月1980円から運用することが出来ます。「端末の性能」や「2年契約」などのマイナス点を考慮した上で、5sの利用を検討してみてはいかがでしょうか。最新機種ならワイモバイルの「iPhone SE」をおすすめします。
ワイモバイルのiPhone5sはこんな人におすすめ
通信速度など、ワイモバイルに関するその他の疑問についてはこちらの記事をご覧下さい。
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