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2019年au新プラン(新ピタットプラン、データMAXプランなど)はお得?【検証と解説】

2019年 au新料金プラン タイトル

2019年5月にauが3つの新料金プランを発表しました。

その名も「au新ピタットプラン」「auフラットプラン7プラス」「auデータMAXプラン」です。

「旧データプランより最大4割値下げされた」という新プランですが、果たしてそれは本当なのでしょうか?

プラン内容を詳しく解説すると共に、旧プランの料金比較を通して新プランの実力を徹底検証してみたいと思います。

2019年5月27日更新)

新プラン1 au新ピタットプラン

au新ピタットプラン 料金システム

3段階のシンプルな従量制プラン

「新auピタットプラン」は従来のピタットプランを刷新したプランです。

毎月のデータ量によって月額料金が変わる従量制プランなのは、旧ピタットプランと変わりません。

プラン料金はもちろんのこと、変わった点は他にもあります。

まず1つ目はデータ量の上限。20GB→7GBに変わりました。

2つ目は段階の数です。旧ピタットプランは5段階でしたが、新プランは3段階で料金が変わるシステムで、今まで以上にシンプルになりました。

提供開始日

2019年6月1日~

1GB超~2GB以外は新ピタットプランの方が安い

旧ピタットプランとの料金比較を表にしてみました。

新ピタットプラン 旧ピタットプラン 比較

基本的には旧ピタットプランより、新auピタットプランの方が安いです。

ただ、1カ月当たりのデータ量が「1GB超~2GB」の場合は、旧ピタットプランの方がお得です。

このように、必ずしも新プランの方が安いとは限らないので、ご注意ください。

後述しますが、毎月4GBを超える方は「auフラットプラン7プラス」が最もお得です。

新プラン2 auフラットプラン7プラス

auフラットプラン7プラス 料金システム

※2019年秋以降にサービス開始

中容量ユーザーにお得なSNS使い放題のプラン

フラットプランに新たなプランが登場しました。

auフラットプラン7プラス」は、月5480円毎月7GB使える定額制プランです。

LTEフラットを使っていたユーザーはこちらのプランがオススメです。

特徴は2つ。

1つ目はカウントフリー(SNS使い放題)です。

インスタ、Twitterといった指定のサービス(現時点は4種類)は、いくら使ってもデータ量にカウントされません。つまり、使い放題です。

使い放題といっても、一部の操作はカウントされますのでご注意ください。

2つ目は速度制限がかかった場合の通信速度です。

以前は速度制限がかかると、通信速度が128kbpsまで落ちて、ほとんど使えないレベルでした。

しかし、「auフラットプラン7プラス」は制限後の通信速度が300Kbpsで利用出来ます(2019秋までは128Kbps)。SNSならストレスなく利用出来ます。

提供開始日

2019年6月1日~

毎月4GB~7GB使う人にオススメ

新旧ピタットプランの料金設定と比較してみました。

auフラットプラン7プラス 新auピタットプラン 旧ピタット 料金差

毎月のデータ通信量が4GBを超えた場合は、「auフラットプラン7プラス」の方が新auピタットプランより500円安いです。

したがって、月4GB超えるか超えないかがプラン選択の分かれ目となります。

新プラン3 auデータMAXプラン

auデータMAXプラン 料金システム

史上初のデータ無制限プラン

auデータMAXプラン」は月8980円で、なんとデータ上限は無制限

携帯電話で史上初のデータ無制限プランです。

提供開始日

2019年夏~

注意点 データ無制限だが、条件によって制限あり

auデータMAXプランはデータ無制限ですが、いくつか注意点があります。

1つ目は「一定期間内に大量の通信があった場合は、混雑時間帯の速度制限があること」です。

2つ目は「通信内容によっては月間20GBまでしか使えない場合があること」です。

以下の通信については月20GBまでしか使えませんのでご注意ください。

・デザリング通信

・「データシェア」利用のシェア子回線通信

・海外でのデータ通信

音声オプション(加入は任意)

au 音声オプション 通話プラン

※ 「家族割」と「2年契約」の加入者のみ適用

 

基本プランの通話代は定額ではありません。30秒につき20円がかかります。

通話をよくする方は音声オプションに加入しましょう。オプションは2つ用意されています。

「通話定額ライト」は、1回に付き5分以内の通話が無料になるサービスです。旧プランの「スーパーカケホ」に位置するオプションです。

「通話定額」は、文字通り時間回数問わず、かけ放題のサービスです。旧プランの「カケホ」に位置するオプションです。

加入は任意なので、普段通話をあまりしない方はオプションに加入しないで大丈夫です。

「通話定額ライト スタートキャンペーン」

「通話定額ライト」に加入した方は、加入翌月から1年間に渡って月500円で利用することが出来ます。

新プランのデザリングは無料

今回発表された「新auピタットプラン」「auフラットプラン7プラス」「auデータMAXプラン」は、デザリングの月額料金がかかりません。無料です。

ただし、「auデータMAXプラン」は、デザリング通信が月20GBまでしか出来ませんので注意が必要です。

割引サービス1 「家族割プラス」

auにお得な家族割引が新登場です。

その名も「家族割プラス」。

同一住所にお住まいの家族で、条件を満たした回線数に応じて、各回線ごとに毎月最大1000円割引されます。

「家族割」との併用も可能です。

提供開始日

2019年10月1日~

毎月の割引額

au 家族割プラス 割引額

割引の対象プラン

「新auピタットプラン」「auフラットプラン7プラス」「auデータMAXプラン」

回線数のカウント対象になるプラン

・上記の3プラン

auフラットプラン 20 / 30 / 25 Neflixパック / 5(学割専用)

・VKプラン (S / M)

・カケホ / スーパーカケホ (ケータイ) 

モデルケース

au 家族割プラス モデルケース

カウント対象は息子の「旧ピタットプラン」を除く3人(3回線)。

つまり、毎月の割引額は1000円となります。

「新auピタットプラン」もしくは「auフラットプラン7プラス」を契約している母と娘に毎月1000円の割引が適用されます。

父は回線のカウント対象ですが、「新auピタットプラン」「auフラットプラン7プラス」「auデータMAXプラン」のいずれかのプランと契約していないので、割引されません。

注意点 基本的に適用されるのは同一住所の家族のみ

「家族割プラス」で割引が適用されるのは、同一住所にお住いの家族のみです。

別住所でも割引が適用されるのは、以下の対象固定通信サービスを契約している50歳以上の方だけとなっています。

au 家族割プラス 対象固定通信サービス

※ 「ネット+電話」「ネット+テレビ」「テレビ+電話」を同一固定通信サービスで加入の場合に限る

割引サービス2 「auスマートバリュー」

もちろん新プランも「auスマートバリュー」の割引対象です。

毎月の割引額

auスマートバリュー 割引額

※「新auピタットプラン」の場合、データ量が1GB未満の月は割引が適用されません

期間限定の割引キャンペーン1 「家族割プラス スタートキャンペーン」

対象プランに加入した方は2019年9月30日まで、毎月1000円の割引が適用されます。

割引期間

2019年6月1日~2019年9月30日

割引対象プラン

「新auピタットプラン」「auフラットプラン7プラス」「auデータMAXプラン」

期間限定の割引キャンペーン2 「auデータMAXプラン スタートキャンペーン」

2019年9月30日までに「auデータMAXプラン」に加入された方は、毎月1000円の割引が6カ月間適用されます。

受付期間

auデータMAXプラン」提供開始日~2019年9月30日

新規受付が終了するサービス

新プラン受付開始に伴い、一部の料金プランは新規の受付が終了します。

2019年6月30日で終了するプラン

・旧auピタットプラン

auフラットプラン30

2019年8月31日で終了するプラン

・「カケホ」「スーパーカケホ」「スーパーカケホ(a)」「LTEプラン」

・「データ定額1~30」「LTEフラット」

【検証】旧プランとの料金比較

従来プランからお得になったというau新プランですが、実際は旧プランに比べてどの程度値下げされているのでしょうか?

au新ピタットプラン」は従来プランから最大4割値下げ(1GBプランでの比較。比較対象は「スーパーカケホ+データ定額1+LTE NET」。)したと発表していますが、それは本当なのでしょうか?

料金比較をして、実際の値下げ幅を検証してみたいと思います。

料金比較する際の条件設定

比較をシンプルにするため、条件を設定します。

・「新プラン」と「旧ピタットプラン / フラットプラン30」、「旧データプラン」の3パターンを計算する

・機種変更時の料金を計算する

・端末は「iPhone XR 64GB」を買うとする

・通話プランに関して、1GBプランは「かけ放題ライトプラン」、5GB以上は「定額プランなし」、30GB以上は「かけ放題プラン」を採用

・「auスマートバリュー」は付けない

旧プランとの比較1 個人編

個人で使う場合はどうでしょうか?

端末は「iPhone XR 64GB」を例に計算しています。

ケース1 1GB

新auピタットプラン 個人 料金比較

 

プランの合計金額と携帯代金

au新ピタットプラン iPhoneXR を含めた料金

※ 旧データプランの1GBプランは「毎月割」が適用されないため、端末価格が高い

ケース2 5GB以上利用

auフラットプラン7プラス 個人 料金比較

 

プランの合計金額と携帯代金

auフラットプラン7プラス iPhoneXRを含めた料金

ケース3 30GB以上

auデータMAXプラン 個人 料金比較

 

プランの合計金額と携帯代金

auデータMAXプラン iPhoneXRを含めた料金

新プランの割引率

プラン料金での比較した場合の割引率を計算してみました。

新プラン割引率 個人

「旧データプラン」より最大2割5分お得な新プラン

どの新プランも「旧データプラン」よりお得です。

30GB以上で端末代金を含めた料金は、旧データプランの方が安いですが、「auデータMAXプラン」がデータ無制限である点を考えれば、新プランの方がお得です。

旧データプランからの割引率は1GBプランの2割5分が最も高く、データ量が増えるほど割引率は下がります。

「旧ピタット / フラット」との差は、ほとんどない

一方で「旧ピタットプラン」「旧フラットプラン」と比べた場合、お得感はイマイチです。

1GBプラン(かけ放題ライト)のように、旧ピタットプランの方が新プランより安いケースもあります。同じ1GBプランでも通話プランが定額制でない場合は、新旧ピタットプランで料金は一緒です。

30GB以上のプランの場合、30GBじゃ足りない方は「auデータMAXプラン」の方がお得ですが、30GBで十分な方な「旧フラットプラン30」の方が新プランより料金が安いので、新プランへ変更する必要はありません。

新プランの割引率も旧データとは違い、こちらは1割にも満たしません。

旧プランとの比較2 3人家族編

家族で契約するケースでも比較してみました。

今回は3人家族を想定して計算しています。

ケース1 3人家族 3GB

新auピタットプラン 3人家族 料金比較

 

プランの合計金額と携帯代金

新auピタットプラン iPhoneXRを含めた料金 3人家族

※ 旧データプランの1GBプランは「毎月割」が適用されないため、端末価格が高い

ケース2 3人家族 15GB以上

auフラットプラン7プラス 3人家族 料金比較

 

プランの合計金額と携帯代金

auフラットプラン7プラス iPhoneXRを含めた料金 3人家族

ケース3 3人家族 90GB以上

auデータMAXプラン 3人家族 料金比較

 

プランの合計金額と携帯代金

auデータMAXプラン iPhoneXRを含めた料金 3人家族

新プランの割引率

プラン料金での比較した場合の割引率を計算してみました。

新プラン割引率 3人家族

旧データプランからは、最大4割以上の値下げが実現

1GBプランを3人家族で利用する場合、旧データプランより4割以上の値下げが実現します。

30GB以上のプランは、3人全員データ無制限(データMAXプラン)で利用出来て、しかも旧データプランより約1割2分も安いです。

新プランには家族向け割引(家族割プラス)があるため、個人より値下げ率が大きいです。

この点を見ると、新プランは個人より家族で利用するユーザーの方がお得感を感じられる事が分かります。

「旧ピタット / フラット」と比較しても新プランの方がお得

「旧ピタット / フラットプラン」で比較した場合、旧データプランに比べて割引率は下がりますが、新プランの方がお得であることに変わりません。

個人と比べても、割引率は大幅アップしています。

90GB以上のプランでは、新プランより旧フラットプランの方が料金が安いです。ただ、1GB当たりの金額では、データ無制限の「auデータMAXプラン」の方がお得です。

料金比較をして分かったau新プランの実力

新プランの特徴

・どのプランも「旧データプラン」より大幅に安い

・個人より家族ユーザーの方がお得度が高い

・個人の値下げ率は4割までいかない(旧データプランとの比較)

・個人の場合、「旧ピタット / フラットプラン」の方が安いケースがある

・デザリング利用者は新プランがお得

・毎月4GB~7GB利用の方は「auフラットプラン7プラス」が最もお得

・「auデータMAXプラン」は、1GB当たりの金額が圧倒的にお得

・大容量プランは重視するポイント(「料金の安さ」or「1GB当たりの金額」)によって、新旧どちらを選ぶべきか分かれる

必ずしも全ての人にメリットがあるわけではない

au新プランは、基本的に「旧データプラン」よりお得なので、旧データプラン(ピタット/フラット以外のプラン)を利用している方は、新プランへの移行をオススメします。

次に「旧ピタットプラン」「旧フラットプラン30」ユーザーについて。

「旧ピタット/フラット」と比較した場合は、必ずしも新プランにメリットがあるとは言い切れません。

「通話定額(ライト)を使った毎月1GB未満のユーザー」や「月20~30GBで収まるユーザー」(どちらも個人)は、旧ピタット/フラットの方が安いです。

「旧ピタット/フラット」から新プランへの移行をオススメしたいのは、「家族ユーザー」「中容量(4~7GB)ユーザー」そして、「毎月30GB以上使うヘビーユーザー」です。

特に家族ユーザーは、場合によって旧ピタットプランから3割以上、旧データプランから4割以上も安くなるので、新プランが非常にお得です。

新しいプランだからといって、全ての人にメリットがあるわけじゃありません。新プランへの移行を検討している方は、移行前にそれぞれのプランの特徴と自分の利用傾向を忘れずに確認しておきましょう。