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ドコモ新プラン「ギガホ」「ギガライト」は本当に安いのか?【検証と解説】

ドコモ ギガホ ギガライト タイトル

2019年6月1日にドコモで新料金プランがスタートします。

その名も「ギガホ」「ギガライト」。

新プランは旧プランから最大4割値下げされているということですが、果たしてそれは本当なのでしょうか?

「プランの内容」や「割引サービス」「5月で新規受付停止するサービス」などを解説すると共に、旧プランや他社との料金比較をして、新プランの実力を検証したいと思います。

2019年5月26日更新)

2つの基本プラン

新料金プラン。今まで以上にシンプルになりました。

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選べるのはこの2つだけ。

以前のように、様々なプランからパズルのように組み合わせる必要がなくなりました。

非常に分かりやすくなっています。

では基本プランの中身を紹介しましょう。

基本プラン1 「ギガホ」

提供開始は2019年6月1日です。予約受付開始は5月22日です。

ドコモ ギガホ 解説

月額6980円30GB使えるプランです。

SPモード(300円)は6980円に含まれています。

別途、通話代が30秒につき20円かかります。家族間通話は無料

30GBの上限を超えて速度制限がかかった後も、送受信1Mbpsの速さで利用出来ます。制限にかかったとしても、webサイトの閲覧やSNSの利用などはストレスなく快適です。

「ギガホ」は、ネットや動画、SNS、ゲームなどを頻繁に使う方にオススメのプランです。

「ギガホ」まとめ

・月額料金6980円(SPモードの料金も含まれる)

・1カ月に使えるデータ通信量は30GB

・30GBを超えた場合でも、送受信1Mbpsの速さで使える

・通話代が別途30秒につき20円かかる(家族間通話は無料)

1Mbpsだと何が出来る?

これまでは速度制限がかかった場合、通信速度が128kbpsまで落ちていました。速度制限後、「何もできなかった」という方は多いと思います。

ドコモの「ギガホ」は30GBを超えると速度制限がかかりますが、制限後の通信速度は1Mbpsです。速度がそれほど下落せずに使うことが出来ます。

では1Mbpsでは何が出来るのでしょうか?

出来ること

Twitter、インスタなどSNSの閲覧

・LINE

Googleマップの閲覧

・webサイトの閲覧

YouTubeなどを標準画質で見る(動画サービスによる)

出来ない、遅い

・オンラインゲーム

YouTubeなどの動画を高画質で見る

・アプリのダウンロード

webブラウジングやLINEなど基本的なことは出来るので、何も出来なかった時よりは遥かに便利です。

基本プラン2 「ギガライト」

提供開始は2019年6月1日です。予約受付開始は5月22日です。

ドコモ ギガライト 解説

「ギガライト」は毎月のデータ通信量によって、月額料金が変わる従量制プランです。

「ベーシックパック」と同じような形です。

SPモード(300円)は月額料金に含まれています。

上限は7GBまで。上限を超えると、速度制限が入ります(128kbps)。ギガホとは違い、制限後は128kbpsまで速度が落ちるので、ヘビーユーザーには厳しいです。

「ギガホ」と同じく、通話代が別途30秒に付き20円かかります。家族間通話は無料

動画閲覧やゲームなどを頻繁にするわけじゃない方は、こちらのプランがオススメです。

「ギガライト」まとめ

・毎月のデータ通信量によって、月額料金が変わる従量制プラン(SPモードの料金も含まれる)

・上限は7GB

・7GBを超えた場合、送受信128kbpsになる(旧プランと同じ)

・通話代が別途30秒につき20円かかる(家族間通話は無料)

音声オプション(加入は任意)

基本プランの通話代は定額ではありません。30秒につき20円がかかります。

通話をよくする方は音声オプションに加入しましょう。オプションは2つ用意されています。

ドコモ 音声オプション かけ放題 5分通話無料

「5分通話無料オプション」は、1回に付き5分以内の通話が無料になるサービスです。旧プランの「カケホーダイライト」に位置するオプションです。

「かけ放題オプション」は、文字通り時間回数問わず、かけ放題のサービスです。旧プランの「カケホーダイ」に位置するオプションです。

加入は任意なので、普段通話をあまりしない方はオプションに加入しないで大丈夫です。

その他のプラン(ガラケーキッズケータイなど)

ガラケーキッズケータイのプランも2019年6月1日から新しくなります。

各プランの詳細に関しては公式ページをご覧ください。

公式ページ

ケータイプラン(ガラケー

「ケータイプラン」

キッズケータイプラン

「キッズケータイプラン」

データプラス

「データプラス」

期間限定の割引キャンペーン1 「ギガホ割」

2019年9月30日までに「ギガホ」を契約した方は、毎月1000円の割引6カ月間適用されます。

4人家族全員で「ギガホ」を契約した場合、毎月の割引額は4000円になります!

受付期間

2019年5月22日(水)~2019年9月30日(月)

※ 2019年5月31日(金)までは、「ギガホ」の事前予約受付期間です

割引サービス1 「みんなドコモ割」

同一「ファミリー割引」グループ内(家族内)で、条件を満たした回線数に応じて、各回線ごとに毎月最大1000円割引されます。

三親等以内の親族であれば、同居や別居問わず、ファミリー割引のグループを組むことが出来ます。

毎月の割引額

みんなドコモ割 ギガホ

割引の対象プラン

「ギガホ」「ギガライト」

回線数のカウント対象にならないプラン

「2in1」「キッズケータイプラス」「キッズケータイプラン」

モデルケース

みんなドコモ割 例

カウント対象は息子の「キッズケータイプラス」を除く3人(3回線)。

つまり、毎月の割引額は1000円となります。

「ギガライト」もしくは「ギガホ」を契約している母と娘に毎月1000円の割引が適用されます。

父は回線のカウント対象ですが、「ギガホ」もしくは「ギガライト」を契約していないので、割引されません。

割引サービス2 「ドコモ光セット割」

家族の誰か1人が「ドコモ光」を契約している場合、同一「ファミリー割引」グループ内(家族内)で「ギガホ」「ギガライト」を契約している方に毎月1000円の割引が適用されます(各回線)。

「パケットパック(旧プラン)」も割引の対象です。

例えば、4人家族で誰かが「ドコモ光」を契約していて4人全員「ギガホ」を使っている場合、毎月の割引額は4000円(1000円×4人)になります!

対象プラン

新プラン

「ギガホ」「ギガライト」

旧プラン

「ウルトラシェアパック30~100」「ベーシックシェアパック」

「ウルトラデータL、LLパック」「ベーシックパック」

毎月の割引額

新プラン(ギガホ、ギガライト)

ドコモ光セット割 ギガホ ギガライト 割引額

 

旧プラン(パケットパック)

ドコモ光セット割 パケットパック 割引額

※ シェアパックは親回線のみの割引

新規受付が終了するサービス

新プラン開始に伴い、2019年5月31日をもって新規受付を停止するサービスがいくつかあります。主なサービスを紹介します。

通話プラン

・カケホーダイプラン ・カケホーダイライトプラン

シンプルプラン ・データプラン

キッズケータイプラス ・デバイスプラス500

パケットパック

・ベーシックパック ・ベーシックシェアパック

・ウルトラデータパック ・ウルトラシェアパック

割引サービス

docomo with ・月々サポート

・端末購入サポート

・機種変更応援プログラム / プラス

新プランの注意点 月々サポート終了で端末代金は高くなる?

「新プラン導入を機に、これから機種変更をしよう」という方は、1つ知っておかなければいけない大きな注意点があります。

「新規受付が終了するサービス」でも記述しましたが、実は端末割引サービスである「月々サポート」「端末購入サポート」「docomo with」が廃止されます。

ドコモ 月々サポート 料金比較

人気機種である「Xperia XZ3」や「iPhone XR 64GB」の場合、「月々サポートなし」では端末価格が9万1200円と、「月々サポートあり」に比べて3万~5万円ほど高い価格設定となります。

新しい端末割引サービスはないの?

あります。「月々サポート」「端末購入サポート」の代わりとして発表されたのが、「スマホおかえしプログラム」というサービスです。

新端末割引サービス スマホおかえしプログラム

端末代金が安くなるサービスです。

機種代金を36回払いにして、その後スマホを返却することで、25か月目以降(残り12回分)の端末代金の支払が不要となります。

プログラムの月額料金は無料です。

 

10万8000円のスマホを24か月目で返却した場合

スマホおかえしプログラム 仕組み

残り12回分(3万6000円)の支払いが免除されるので、実質価格は7万2000円となります。

開始時期

2019年6月1日(土)~

対象機種

2019年5月時点の対象機種です(対象機種は今後、増えていく予定)。

スマホおかえしプログラム 対象機種

加入条件と割引適用条件

スマホおかえしプログラム」には、加入条件と割引してもらうための適用条件があります。

加入条件

・対象機種を36回払いで購入すること

・対象機種購入時に、本プログラムを申し込むこと

適用条件

・サービス加入時に購入した端末を返却、査定完了すること

※ 査定条件を満たせなかった場合は故障時利用料として2万円がかかります。(「ケータイ補償サービス【月額料金330~1000円】」「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad【月額500~750円】」加入の方は2000円です。ただし、割賦残債務2万円以下の場合は割賦残債務相当額を上限とします)

注意 条件をクリアしないと、「支払い免除ナシ」もしくは「最低2万円がかかってしまう」

タダで12回分の支払いを免除してもらうには、返却したスマホの返却条件を満たし、かつ査定基準も満たす必要があります。

返却条件を満たさなければ、支払い免除はナシとなるので端末代金が高くなります。

また、スマホを返却出来ても査定基準を満たさなければ、故障時利用料として2万円がかかります。「ケータイ補償サービス」または「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」の加入者は2000円でOKです。

くれぐれも2つの条件にご注意ください。

返却条件

・対象機種がドコモが指定する正規店で購入されたものであり、購入時における不備、不正がないこと

・返却時における対象機種分割支払い金の未払いおよび対象機種の回線契約にかかる料金未払いがないこと

・対象スマホを改造していない

・加入者が対象スマホの所有権を有していること

査定条件

・対象機種に故障、水漏れ、著しい外観破損、画面割れがないこと

・その他ドコモ指定の査定基準を満たすこと

比較検証 新プランは本当に安いのか?

ここからは新料金プランについて、他社や旧プランとの比較を交えながら徹底検証したいと思います。

新プラン「ギガホ」「ギガライト」導入で、本当にプランは安くなったのでしょうか?

料金比較する際の条件設定

比較をシンプルにするため、条件を設定します。

・ドコモは新プランと旧プランの2パターンを計算する

auソフトバンクの料金プランも比較対象とする

auは新料金プラン(「au新ピタットプラン」「auフラットプラン7プラス」「auデータMAXプラン」)を採用する

・機種変更時の料金を計算する

・端末は「iPhone XR 64GB」を買うとする

・「スマホおかえしプログラム」を適用する

・通話は「かけ放題」とする

・「個人 1GB編」は、「かけ放題」と「かけ放題ナシ」の2パターンで比較

・学割は適用しない

・「ドコモ光セット割」は付けない

・ドコモの「家族まとめて割」は新プランにも適用されると想定する

比較1 個人 1GB編

個人で毎月1GB使う場合はどうでしょうか?

端末は「iPhone XR 64GB」を例に計算しています。

料金比較

個人 ギガライト 料金比較 1GB

 

プランの合計金額と携帯代金

※ 「アップグレードプログラムEX」のプログラム料は、端末価格に含んでいます

端末代金のせいでお得感がダウンしている

旧プランより新プランの方がお得です。

2年間の合計金額だと旧プランより5000円以上安い計算。お得感はそこまで大きくない印象です。

旧プランからの値下げ額が少なかった理由は、端末代金にあります。

新プランは「スマホおかえしプログラム」が適用されているものの、「iPhone XR」の端末価格は大手3社の中で最も高い価格設定となっています。

また、旧プランに比べると、2万4200円も値上げされています。

料金プラン自体は旧プランより新プランの方が安いです。旧プランからの値下げ率は2割1分です。

比較2 個人 1GB編(かけ放題なし)

料金比較

個人 ギガライト 料金比較 1GB 通話なし

 

プランの合計金額と携帯代金

※ 「アップグレードプログラムEX」のプログラム料は、端末価格に含んでいます

通話をあまりしない人はお得度アップ

全体の料金ではauが最安です。

プラン料金だけを見ると、ドコモ新プランはauと並んで最もお得です。

旧プランからの値下げ率は2割9分。かけ放題プランで比較した時より、値下げ率がアップしています。

新プランは、「通話をあまりしない人」にお得なプランだといえます。

比較3 個人 2~3GB編

料金比較

個人 ギガライト 料金比較 2~3GB

 

プランの合計金額と携帯代金

※ 「アップグレードプログラムEX」のプログラム料は、端末価格に含んでいます

1GBプランより値下げ率が低いが、3社の中で一番安い

プラン料金も端末を含む合計金額もドコモ新プランが最も安いです。

ソフトバンクに比べると、使えるデータ量が1GB多く、なおかつ2年間の金額は1万円以上安いです。

旧プランからの値下げ率は1割9分。1GBプランより値下げ率は低いです。

比較4 個人 30GB編

料金比較

個人 ギガホ 料金比較

 

プランの合計金額と端末代金

※ 「アップグレードプログラムEX」のプログラム料は、端末価格に含んでいます

旧プランより圧倒的にお得

旧プランに比べると、新プランは圧倒的にお得です。

プラン料金で比べると、旧プランからの値下げ率は2割3分。2年間でなんと6万円以上も安い計算です。他社と比べてもプラン料金は最も安いです。

ただ、他社と比べた場合、最もお得なのはソフトバンク。「毎月30GB超える方」は、データ量が無制限使えるauも魅力です(「データMAXプラン」は2019年夏から提供開始)。

比較5 3人家族 40GB以上編

料金比較

3人家族 ギガホ  ギガライト 料金比較


プランの合計金額と端末代金

※ 「アップグレードプログラムEX」のプログラム料は、端末価格に含んでいます

料金の安さは新プランがトップ

全体の料金で最も安かったのはドコモ新プランです。

プラン料金だけを見ても、ドコモ新プランが断トツに安いことが分かります。旧プランからの値下げ率は2割5分です。3人家族だと2年間で15万円近くも違います。

新家族向け割引サービス「みんなドコモ割」の効果も大きいです。旧プランより10GB少ないですが、十分にお得だといえます。

ちなみに新プランは、データ(パケット)を家族間でシェア出来ないのでご注意ください。

旧プランよりお得な新プランですが、1GB当たりのお得度を比較した場合はソフトバンクに劣ります。

料金比較で分かった新プランのメリット、デメリット

メリット

・どのプランも旧プランより安い

・通話をほとんどしない人はお得度が高い

・家族でデータをシェア出来ない代わりに、使えるデータ量が個々で明確になった

・どのプランも旧プランから2~3割程度安くなる

デメリット

・端末代金が高い

・個人の月2~3GBプランは、旧プランからの割引率が月1GBプランより低い

・データ(パケット)を家族間でシェア出来ない

・旧プランからの4割値下げは、細かな条件が伴わないと厳しい

まとめ

・2019年6月1日からドコモで新料金スマホプランが開始

・新プランは通話プランとパケットパックが一体となっていて分かりやすい

・「ギガホ」は月額6980円で30GBまで使えるプラン

・「ギガライト」は毎月のデータ量によって月額料金が変わる従量制プラン

・新プランに伴い、新たな割引サービスも導入される

・「月々サポート」や「docomo with」は廃止される

・新たな端末割引サービス「スマホおかえしプログラム」を発表

・旧プランよりお得なのは間違いない

・細かな条件を満たさないと、旧プランからの割引率は4割までいかない