楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」は月額3278円のデータ使い放題プランですが、実はエリアによって無制限で使えない場所が存在します。
「楽天モバイル無制限で使えるって言ってたのに使えない!あれ嘘じゃん!」
何も知らずに楽天モバイルへ移行して、こんな酷い仕打ちを受ける前に、ぜひこの記事を読んで頂きたいと思います。
(2021年5月19日更新)
- 格安データ無制限が魅力の楽天モバイルには落とし穴がある
- 楽天モバイルは2つの回線を使う
- 楽天回線のエリアはどこ?
- 【注意】楽天エリア内でも「auパートナー回線」に切り替わるケースあり
- 契約後、「楽天モバイルアプリ」で回線状況が確認可能(Androidのみ)
- まずサブ機としてお試しで使ってみては
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格安データ無制限が魅力の楽天モバイルには落とし穴がある
楽天モバイルの「UN-LIMIT Ⅵ」は毎月のデータ通信量に従って料金が決まる従量制プランとなっており、データ上限が無く、月額3278円を支払えばデータ使い放題になる仕組みです。
大手キャリアの無制限プランに比べると、月4000円ほど安く、料金面で非常に魅力的な携帯会社です。
しかし、楽天の「UN-LIMIT Ⅵ」は誰でも無制限で使える訳ではありません。
楽天モバイルは2つの回線を使う
楽天モバイルを契約すると、2つの回線を使うことになります。
楽天回線に対応したエリアにいればデータ無制限で利用可能ですが、楽天回線のエリア外にいると月5GBで通信制限がかかってしまいます。
つまり、auパートナー回線エリア内で利用する方は、無制限で使う事が出来ません。
楽天回線のエリアはどこ?
そこで気になるのが楽天回線のエリアです。
主な地域を見てみましょう。
首都圏エリアの対応状況(2021年5月現在)
名古屋、大阪エリア(2021年5月現在)
首都圏や大阪、名古屋の都市部は、かなり広いエリアをカバーしています。
東京は八王子エリアから東なら、ほぼ全ての場所で楽天回線が使えますね。
一方で都市部から少し郊外を出ると、auパートナー回線エリアになってしまう場合が多いです。
21年秋以降は、千葉や埼玉もかなり広い範囲まで使えるようになる予定です。
ではその他はどうでしょうか?
北海道エリア(2021年5月現在)
東北エリア(2021年5月現在)
九州エリア(2021年5月現在)
北海道なら「札幌」、福岡は「博多」、東北は「仙台」など、各都道府県の中心エリアなら楽天回線が使えますが、それ以外はパートナー回線もしくは圏外になる事がほとんどです。
東名阪(東京、大阪、名古屋)エリア以外にお住まいの方は、エリアを気にせず使える状況だと現時点では言えません。
ただ、紫のエリアを見れば分かる通り、21年秋以降は楽天エリアが今より大幅に広がる予定です。
契約前に自分の住んでいるエリアが楽天回線に対応しているのか、こちらのリンクから確認しましょう。
楽天モバイルのエリア確認はこちら
【注意】楽天エリア内でも「auパートナー回線」に切り替わるケースあり
楽天エリアに住んでいるからといって、確実に安心という訳ではありません。
楽天モバイルの公式ページにも記載されていますが、楽天エリアでも地下、屋内、大きな商業ビルの屋上など、電波の状況によってはauパートナー回線を使うケースが存在します。
東京23区内なら、auパートナー回線に切り替わる場面はほとんどありませんが、それ以外の地域に住む方は注意が必要です。
契約後、「楽天モバイルアプリ」で回線状況が確認可能(Androidのみ)
契約後、Android機種なら「my 楽天モバイル」のアプリからどの回線を使用しているのか確認する事が可能です(Android10以上の一部機種は確認できない)。
「LTE回線状況チェッカー」というアプリでも確認可能です。
一方で、iPhoneの「my 楽天モバイル」アプリの場合、今のところ回線状況の確認が出来ませんが、2021年7月までにはiPhoneでもエリア表示が確認出来るようになる予定です。
まずサブ機としてお試しで使ってみては
ここまで解説した通り、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」はどこに住んでいても無制限で使える訳ではありません。
楽天エリア内でもパートナー回線に切り替わる場面もありますし、通信速度も大手よりは安定性に欠けます。
料金の安さは非常に魅力的ですが、このように大手キャリアには無いデメリットが存在します。
楽天モバイルを不満なく使うためには、そのデメリットが妥協出来るモノなのか知っておく事が非常に重要です。
そこで個人的にオススメしたいのが、「サブ機としての利用」です。
WiFi通信下なら、プラン料金がずっと0円で使える
楽天モバイルの「UN-LIMIT Ⅵ」は、月1GB以下なら月額料金は0円。
つまり、プラン改訂が無い限り、WiFiが通っている自宅のみでの使用なら、ずっとタダで使い続ける事が出来ます。
また、現在「3カ月無料キャンペーン」が実施中で、契約から最初の3カ月間はデータをどれだけ使ってもプラン料金が無料になります(auパートナー回線エリアは月5GBまで)。
楽天スマホ「Rakuten Hand」なら、端末代金0円でゲット出来る
2021年5月現在、「Rakuten Hand19999ポイントプレゼントキャンペーン」を開催中。期間中に、楽天オリジナルスマートフォン「Rakuten Hand」を購入し、「楽天LINKの利用」などのキャンペーン条件を満たすと、実質0円でスマホが入手出来ます。
クリア条件もシンプルなので、誰でも簡単にタダでスマホがゲット出来ます。
このような仕組みを使って、まずはサブ機として料金の負担をかけずに楽天モバイルを使ってみてから、メイン機として有用か判断してみてはいかがでしょうか?