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大手3社の「端末回収プラン」を解説します

本サイトのコンテンツには商品プロモーションが含まれている場合があります。

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大手3社には、購入した端末を一定期間利用した後、携帯会社にその端末を返還すると端末代金が安くなるサービスが存在します(会社によってサービス名が違うため、本サイトでは「端末回収プラン」と呼んでいます)。

「端末回収プラン」は携帯会社によってサービス内容が微妙に異なりますので、しっかりと内容を把握してから、どの携帯会社にすべきか検討することをおススメします。

2021年10月11日更新)

ドコモ「いつでもカエドキプログラム」

2021年9月24日スタートの新サービスで、端末代金が安くなるサービスです。

機種代金を47回払いにして、その後スマホを返却することで、24か月目以降(残り24回分)の端末代金の支払が不要となります。

プログラム料

無料

対象機種

2021年10月時点の対象機種です(対象機種は今後、増えていく予定)。

対象機種

iPhone

「iPhone13」「iPhone13 Pro」「iPhone13 mini」

「iPhone13 Pro Max」

 

Android

「Galaxy Z Flip3」「Galaxy Z Fold3」

Lenovo ThinkPad X1 Nano」

加入条件と割引適用条件

「いつでもカエドキプログラム」には、加入条件と割引してもらうための適用条件があります。

加入条件

・対象機種を47回払いで購入すること

・対象機種購入時に、本プログラムを申し込むこと

適用条件

・サービス加入時に購入した端末を返却、査定完了すること

※ 査定条件を満たせなかった場合は故障時利用料として2万2000円がかかります。(「ケータイ補償サービス【月額料金363円~1100円】」加入の方は2200円です。ただし、割賦残債務2万円以下の場合は割賦残債務相当額を上限とします)

図解 いつでもカエドキプログラムの仕組み

10万5500円のスマホを23か月目で返却した場合

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残り24回分(4万8000円)の支払いが免除されるので、実質価格は5万7500円となります。

スマホを返却しない場合

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スマホを返却しない場合は24回目の支払い分が再度24回に分割されて支払うことになり、最後まで払い続けると実質価格は定価と同じ8万1500円となります。

ドコモ「スマホおかえしプログラム」

端末代金が安くなるサービスです。

機種代金を36回払いにして、その後スマホを返却することで、25か月目以降(残り12回分)の端末代金の支払が不要となります。

プログラム料

無料

対象機種

2021年5月時点の対象機種です。

対象機種

iPhone

「iPhone8」から「iPhone12シリーズ」までのiPhone

Android

Androidこちらのページをご覧ください。

加入条件と割引適用条件

スマホおかえしプログラム」には、加入条件と割引してもらうための適用条件があります。

加入条件

・対象機種を36回払いで購入すること

・対象機種購入時に、本プログラムを申し込むこと

適用条件

・サービス加入時に購入した端末を返却、査定完了すること

※ 査定条件を満たせなかった場合は故障時利用料として2万2000円がかかります。(「ケータイ補償サービス【月額料金330~1000円】」「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad【月額500~750円】」加入の方は2200円です。ただし、割賦残債務2万円以下の場合は割賦残債務相当額を上限とします)

図解 スマホおかえしプログラムの仕組み

10万8000円のスマホを24か月目で返却した場合

スマホおかえしプログラム 仕組み

残り12回分(3万6000円)の支払いが免除されるので、実質価格は7万2000円となります。

auスマホトクするプログラム」

スマホトクするプログラム

機種代金を24か月払いにして、スマホの返却を条件にすることで、24回目の最終支払い分(残価)が不要となります。

「残価設定型プログラム」ともいわれています。

端末代金は定価の2~4割ほど安くなります(端末によって異なる)。

こちらはiPhoneAndroid機種が対象。

「かえトクプログラム」と違い、機種変更せずに端末を返却するだけでも残価は免除されます。

また、au PAYカード」での支払いなら、分割支払い金総額の最大5%分をPontaポイントで還元してくれます(スマホトクするボーナス)。

機種変更の条件が撤廃されたことで、以前より使いやすくなっています。

プログラム料

無料

対象機種

対象機種は2021年10月現在の情報です。

対象機種

iPhone

iPhone8以降のiPhone

Androidスマートフォン

Androidこちらのページをご覧ください。

加入条件と適用条件【スマホトクするプログラム】

この「スマホトクするプログラム」には加入条件と適用条件があります。この条件には注意が必要です。条件は以下の通りです。

加入条件

対象機種を分割払い(24回払い)で購入し、同時に「スマホトクするプログラム」に加入すること

適用条件

対象機種を12か月以上利用後、プログラム加入時に購入した機種をauに返却すること

※ 査定条件を満たせなかった場合は故障時利用料として2万2000円がかかります。(Android向け「故障紛失サポート」加入の方は2200円でOKです。)

まず、機種は13カ月目以降から返却可能です。

支払い免除が受けられるのは残価(最終支払い分)なので、例えば12カ月間でスマホを返却しても支払いは23カ月目まで続きます。

図解 スマホトクするプログラムの仕組み

スマホトクするプログラムの場合(端末価格が9万6600円の機種)

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24か月目でスマホを返却した場合、残価の支払いが不要になるので、実質価格5万7960円スマホを購入することが出来ます。

スマホ返却しない場合は、定価の料金を払う必要がある

今後、スマホを返却しない場合は、定価の代金を支払う必要があります。

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例えば25カ月目で返却しない場合は25か月目の支払い分を再度24回に分割して残価を支払うことになります。

結果的に、支払い額は定価と同じ9万6600円です。

端末代金を節約したい方は、スマホの返却は忘れないようにしましょう。

ソフトバンク「トクするサポート+」

「トクするサポート+」とは、端末代金が最大半額になるサービスです。

「48か月払い」で購入した端末を13か月目以降に返却し、ソフトバンクの指定端末に機種変更することで、25か月目以降(残り24回分)の端末代金の支払が不要となります。つまり、端末代金が実質半額になります(「特典A」の場合)。

機種変更せずにスマホの返却だけでも、ソフトバンクが指定した額のPayPayボーナスが付与されます(「特典B」)。

auの「かえトクプログラム」と特典システムは同じです(免除額は異なる)。

プログラム料は無料

ソフトバンクユーザーだけでなく、他社のユーザーも利用可能です。

最新情報

2021年10月13日に「トクするサポート+」がリニューアルし、2021年9月24日以降に購入した端末機種変更せずにスマホを返却するだけでも端末代金が実質半額になります(特典A)。

つまり、2021年9月24日に発売された「iPhone13シリーズ」は機種変更してもしなくても指定した期間にスマホを返却すれば特典Aが利用出来ます。

プログラム料

無料

対象機種

2020年3月27日以降に発売された指定機種

加入条件と利用条件

トクするサポート+を受けるには、加入条件と適用条件を満たす必要があります。

加入条件

・対象機種を48回払いで購入すること

スマホ購入時点で、「トクするサポート+」を申し込むこと

適用条件

ソフトバンクもしくはソフトバンク取扱店で、一括または複数回払いの方法により、ソフトバンク指定機種を購入すること(「特典A」のみ)

・購入時点で、旧機種の電話番号もしくは機種契約番号をソフトバンクに申告の上、指定の方法でにより、特典の利用を申し込むこと

・新機種の購入日を含む月の翌月末までに、ソフトバンクへ旧スマホを返却し、査定完了させること

・返却する旧機種がソフトバンクの査定基準を満たし、IMEI(端末識別番号)が確認出来る事

・新機種購入の時点で「トクサポート+」を解約、解除、終了していないこと

ソフトバンクに負担する債務の支払いを怠っていないこと

図解 トクするサポート+の仕組み

ソフトバンクの「トクするサポートプラス」の仕組みについて、表を使って解説しましょう。

 

AQUOS R6 (2790円×48か月払い)の場合

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「正常に動く端末の回収」など条件を満たした場合は、端末価格が半額になります。

では25か月目以降も使い続ける場合はどうなるのでしょうか?

 

25か月目以降もスマホを使い続けた場合

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25か月目以降もスマホ返却せずに使い続ける場合は、48回払いで契約しているので、返却しない限り残り回数分の支払いが必要となります。

ただ、スマホを返却すれば、ソフトバンクで機種変更しなくても、ソフトバンクが指定する額のPayPayボーナスか残りの支払いが免除されます。

なるべく機種代金を抑えたい方は、スマホを返却しましょう。

【注意】2020年3月26日以前に発売の機種は「トクするサポート+」が適用されません

「iPhone11」や「Xperia 5」といった2020年3月26日以前に発売された機種は、「トクするサポート+」が適用されませんので、ご注意ください。

2020年3月26日以前に発売の機種は、「トクするサポート」の対象です。

トクするサポート+が始まったからといって、「トクするサポート」が廃止されたわけじゃありません。

つまり、しばらくの間は「トクするサポート+」と「トクするサポート」が共存する形となります。

3社共通の注意点 故障したスマホは返還の際に最大2万~2万2000円かかる

スマホを返還することによって、端末代金が安くなる大手3社のサービスを紹介しましたが、どのサービスも注意すべき共通点があります。

それは「返還するスマホが故障していた場合、最大2万2000円の支払いが必要になる点」です。

「画面割れ」や「電源が入らない」「充電ができない」といった場合、故障時利用料として2万~2万2000円を支払う必要があります。

補償サービスに加入していると、故障時利用料が安く済む

各会社が提供する補償サービスに加入していれば、故障時利用料が安く済みます。

故障が心配な方は必ず補償サービスに加入しておきましょう。

各サービスに加入した場合の故障時利用料は以下の通りです。

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※ ドコモは税込価格、auソフトバンクは不課税

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iPhone 11」