2018年9月21日、ドコモ、au、ソフトバンクの大手3社から、iPhoneシリーズの新作「iPhone XS」「iPhone XS Max」が発売されました。
大手3社全てで用意されているXSですが、どの会社が最もお得なのでしょうか?また、新機種iPhoneXSは前作「iPhone X」から何が変化したのでしょうか?
気になる「iPhoneXS」「iPhone XS Max」の料金体系や機能について詳しく解説していきます。また、携帯会社のユーザー別プラン料金を計算し、大手3社の料金を徹底比較していきます。XSの購入を検討中の方はプラン選択の参考になればと思います。
(2018年9月21日更新)
限定キャンペーンについて
2018年9月現在、ドコモオンラインショップでは「秋のサン9キャンペーン」、「オンライン限定割引」が開催中です。
詳しい内容は「おすすめショップとお得キャンペーン情報」で紹介している各ショップの解説記事をご覧ください。
- 「iPhone XS」「iPhone XS Max」の端末価格比較
- 乗り換え、機種変更時の手数料
- 料金比較の条件設定と大手3社の新サービス
- ドコモを利用中の方 個人編
- ドコモを利用中の方 家族編
- auを利用中の方 個人編
- auを利用中の方 家族編
- ソフトバンクを利用中の方 個人編
- ソフトバンクを利用中の方 家族編
- iPhoneXSの特長
- 端末の購入は、「一括0円」と「キャッシュバック」を狙おう
- おすすめショップとお得キャンペーン情報
- ソフトバンクへの乗り換えは「おとくケータイnet」がおすすめ
- まとめ
「iPhone XS」「iPhone XS Max」の端末価格比較
iPhoneXSとiPhoneXS Maxの端末価格を「新規契約」「乗り換え」「機種変更」に分けて、キャリア別に比較してみましょう。
「iPhone XS」価格表
端末回収プラン
※ 「機種変更応援プログラムプラス」の端末価格は、利用開始から25か月目に機種変更した場合の価格とします
※ ソフトバンクユーザーの方が機種変更する場合は、「スマ放題/スマ放題ライト」といった旧プランを継続するか、「データ定額50GBプラス」を含む新プランに移行するかどちらか1つを選択することになり、新旧で端末価格が異なります
回収なしプラン
「iPhone XS Max」価格表
端末回収プラン
※ 「機種変更応援プログラムプラス」の端末価格は、利用開始から25か月目に機種変更した場合の価格とします
※ ソフトバンクユーザーの方が機種変更する場合は、「スマ放題/スマ放題ライト」といった旧プランを継続するか、「データ定額50GBプラス」を含む新プランに移行するかどちらか1つを選択することになり、新旧で端末価格が異なります
回収なしプラン
端末回収プランもそうでないプランもauが少しだけ安い
ほとんどのケースでauが最も安い価格設定になっています。端末回収サービスを使った場合、「XS」の64GBモデルはドコモが最も安いです。ただ、端末価格が安くても全体の料金が他社より安いとは限らないのでご注意ください。
どちらの端末価格も高めに設定されていて、「XS」は最低でも5万円、「XS Max」は最低でも6万2000円かかります。XSMaxの512GBモデルだと10万円を超えてきます。
表を見ても分かる通り、ドコモ「機種変更応援プログラムプラス」、auの「アップグレードプログラムEX(ピタット/フラットプラン)」、ソフトバンクの「半額サポート」を利用すると、端末価格が安くなります。それぞれのサービス内容については後ほど解説します。
乗り換え、機種変更時の手数料
iPhoneXSを購入するとしたら、どこのキャリアを選択すべきなのでしょうか?現在利用している携帯会社別に分けて、料金比較を行っていきたいと思います。比較の前に確認すべき点が1点あります。それは他社へ乗り換えや機種変更にかかる手数料です。
乗り換えにかかる手数料
通常、MNP(乗り換え)をする場合は以下の手数料がかかります。
解約金アリの場合
契約解除料(9500円)+MNP転出料【乗り換え前の携帯会社】(2000~3000円)+契約事務手数料【新しい契約先】(3000円)= 1万4500円~1万5500円
解約金ナシの場合
MNP転出料(2000~3000円)+契約事務手数料(3000円)= 5000円~6000円
大手3社の手数料一覧
今回の比較では、全て解約金0円で乗り換えすることを条件に計算をしています。解約金ゼロで他社へ移行したい場合は、2年契約終了後の自動更新月でMNPする必要があります。他社への乗り換えを検討する際は、携帯ショップなどで現在の契約期間を確認することをお忘れなく。
機種変更にかかる手数料
機種変更をする際にも手数料がかかります。ちなみにドコモオンラインショップでは手数料がなんと無料(店舗では2000円~3000円)です。
3社の機種変更手数料は以下の表をご覧ください。
料金比較の条件設定と大手3社の新サービス
料金比較は個人と家族に分けて解説します。
2018年5月にドコモでスタートした新パケットパックや2017年7月から始まったauの新プラン、同年9月22日にスタートしたドコモの「機種変更応援プログラムプラス」とソフトバンクの「半額サポート for iPhone」も料金比較に加えます。
最近始まったそれぞれのサービス内容と、「個人」と「家族」の条件設定は以下の通りです。
2017年7月からauで新料金プランがスタート
auでは2017年7月中旬から新プラン「auピタットプラン」と「auフラットプラン」がスタート。従来のプランより基本料金が安いプランとなっています。しかし、安く利用するにはいくつか細かい条件があります。
2017年9月22日からアイフォーンも新プランの対象になりました。
「iPhone」を購入予定でau新プランの内容や利用条件をよく知らないという方は、まず先にau新料金プラン解説記事をご覧ください。
2018年5月25日、ドコモで新パケットパックがスタート
ドコモでは2018年5月25日に新パケットパック「ベーシックパック」と「ベーシックシェアパック」の受付が始まりました。
「ベーシックパック」と「ベーシックシェアパック」は毎月のデータ通信量によって月額料金が変わる従量制プランとなっています。データの繰り越しには対応していませんが、使わなかった月はその分安くなるメリットがあります。
新パケットパックの詳しい内容については「ベーシックパック」「ベーシックシェアパック」解説記事をご覧ください。
ドコモで「機種変更応援プログラムプラス」がスタート
2017年9月22日からドコモで「機種変更応援プログラムプラス」がスタートしました。利用開始から13か月目以降に機種変更すると、最大6万円分のdポイントが還元されるサービスです。もらえるポイントは機種変更する時期によって変わります。これによって端末の実質価格が安くなります。
プログラム料は無料。「iPhoneXS」と「iPhoneXS Max」も対象機種となっています。
例 iPhoneXS 256GBを13か月目に機種変更した場合
図のように13か月目に機種変更すると、6万円分のポイントがもらえます。注意したいのはその後です。機種変更後も24か月目まで支払いは続きます。また、機種変更後の支払い料金は月々サポートが適用されません。しかし、機種変更時にもらったdポイントで月々の支払い分が相殺されるので、機種変更後の12か月間の支払総額は1万3548円となります。機種変更前の12か月間の支払総額が4万4064円なので、端末の実質価格は5万7612円になります。
通常価格(8万8128円)と比べると、3万516円もお得な計算になります。
利用条件
利用にはいくつか条件があるので、ご注意ください。
・機種変更時に利用していた端末(※)をドコモが回収する
・機種変更時に携帯電話代金の未払いがない
・12か月以上プログラムを継続し、13か月目以降に機種変更する
※ 正常に動く端末
ポイント還元額(XS、XS Max)
解約月に応じたポイント還元額が以下の通りです。
2018年9月からソフトバンクで新料金プランがスタート
2018年9月6日よりソフトバンクで新料金プランがスタートしました。新データプラン「ウルトラギガモンスター+」は毎月5980円で50GB使えて、さらに主要なSNSや動画サービスはデータ通信量に加算されません(動画SNS放題)。「ミニモンスター」はデータ量によって月額料金が変わる従量制プランです。また、通話プランのシステムや名称も変更となりました。
ソフトバンクの利用を検討中の方は、ソフトバンク新プラン解説記事をご覧ください。
2017年9月22日からソフトバンクで「半額サポート for iPhone」がスタート
2017年9月22日から始まった「半額サポート」とは、端末代金が最大半額になるサービスです。機種代金を48か月払いにして適用条件を満たすことで、25か月目以降(残り24回分)の端末代金の支払が不要となります。つまり、端末代金が実質半額になります。
プログラム料は無料。対象機種は「iPhone8」以降のiPhoneです。
サービスの利用には「端末の回収」や「次回の機種変更時にも半額サポートに加入する」などの条件がありますのでご注意ください。
2年以内に解約した場合や、利用条件から外れてしまった場合は高額な端末代金が発生します。加えて、端末の回収の際、端末の故障など回収条件に合わない場合は最大2万円の支払い(あんしん保証パック with AppleCare Services加入者は2000円)が必要になります。
ただ、新規契約や他社からの乗り換えの方を対象とした「月月割(端末割引サービス)」が2018年9月に廃止(機種変更は2019年1月まで適用可能)されてしまったので、半額サポートに加入しない場合でも高額な端末代金が発生します。サポート条件を破った場合でもサポート未加入でも同額の端末代金になるので、「半額サポート」に加入して損をすることはありません。
利用条件
・データ定額50GBプラス、ミニモンスター、データ定額ミニ1GB/2GB、データ定額(おてがるプラン専用)、データ定額5~50GB、20GB(U18)、データ定額パック標準(8)大容量(10~30)、パケットし放題フラットfor 4G / 4GLTEに加入すること
※家族データシェアの子回線は除く
・利用25か月目以降に、「半額サポート for iPhone」「機種変更先取りプログラム」の指定機種に機種変更する
・次回の機種変更後も「半額サポート」または「機種変更先取りプログラム」に加入する
・機種変更の翌月末までに使っていた端末(※)をソフトバンクが回収する
※ 回収条件を満たす必要があります
サービスのより詳しい内容については「半額サポート」解説記事をご覧ください。
個人の条件設定
個人の条件設定は以下の通りです。
・「2年後に端末を返還することを条件としたプラン」と「返還条件のないプラン」で比較する
・「iPhoneXS 256GBモデル」を購入する
・乗り換え時の解約金は0円
・長期ユーザー向けの割引は適用しない
・乗り換え時は「MNP転出料」と「契約事務手数料」がかかる
・機種変更には「機種変更手数料」がかかる
・ドコモとauユーザーの機種変更は2000円とする
・25歳以下の方は学割を適用する
・ドコモの2GBプランと5GBプランはベーシックパックは利用する(データS/Mパックは新規受付が終了しました)
・auの新料金プランは「アップグレードプログラムEX」を利用する(プログラム料が期間限定で無料のEX(a)は、1年ごとに端末を買い替えないと損をするので、今回はEXを利用する)
・ドコモの「機種変更応援プログラムプラス」、auの「アップグレードプログラムEX」、ソフトバンクの「半額サポート for iPhone」は、「利用条件を満たすパターン」と「2年間の利用後に他社へ乗り換えたことで、利用条件を満たせなかったパターン」の2パターンで計算する
・機種変更応援プログラムプラスの「条件利用を満たすパターン」は、利用開始から25か月目に機種変更するパターンで端末価格を計算する
家族
家族の条件設定は以下の通りです。
・「2年後に端末を返還することを条件としたプラン」「返還条件のないプラン」で比較する
・「iPhoneXS 256GBモデル」を全員で購入する
・解約金0円で乗り換え
・乗り換えにかかる手数料は「MNP転出料」と「契約事務手数料」
・機種変更には「機種変更手数料」がかかる
・ドコモとauユーザーの機種変更は2000円とする
・長期ユーザー向けの割引は適用しない
・「4人家族の50GBプラン」と「3人家族の15GBプラン」で料金比較を行う
・4人家族は2人、3人家族は1人のお子さんがいる
・お子さんはすべて25歳以下(学割適用年齢)とする
・ドコモの15GBプランはベーシックシェアパックを利用する(シェアパック15は新規受付が終了しました)
・auの新料金プランは「アップグレードプログラムEX」を利用する(プログラム料が期間限定で無料のEX(a)は、1年ごとに端末を買い替えないと損をするので、今回はEXを利用する)
・ドコモの「機種変更応援プログラムプラス」、auの「アップグレードプログラムEX」ソフトバンクの「半額サポート for iPhone」は、「利用条件を満たすパターン」と「2年間の利用後に他社へ乗り換えたことで、利用条件を満たせなかったパターン」の2パターンで計算する
・機種変更応援プログラムプラスの「利用条件を満たすパターン」は、利用開始から25か月目に機種変更するパターンで端末価格を計算する
ドコモを利用中の方 個人編
現在ドコモを利用中の方は、どの選択がベストでしょうか?
※ ソフトバンクは「データ定額50GB+」に加入すると、2019年4月請求分まで毎月1000円の割引が受けられます
1~2GBプラン
端末回収プラン
回収なしプラン
5GBプラン
端末回収プラン
回収なしプラン
20GBプラン
端末回収プラン
回収なしのプラン
30GBプラン
端末回収プラン
回収なしのプラン
端末回収プランはauかソフトバンク、回収なしはドコモかauがおすすめ
ドコモユーザーの方が「iPhone XS」を購入する場合は、データ通信量や利用するサービスによって選択すべき携帯会社が異なります。
まず端末回収プランはauかソフトバンクへの乗り換えがお得です。5GB以下ではauがベストで、5GBプランだとソフトバンクより2年間で3万円以上も安くなります。auでは現在、「スマホ応援割」が開催中です。au新プランを契約した方は毎月1000円の割引が1年間に渡って適用されます。
30GB以上のプランでは、断トツにソフトバンクがおすすめです。ドコモの「機種変更応援プログラムプラス」を使ったプランに比べて、2年間でなんと5万円以上も安い計算です。加えてauやドコモより毎月20GBも多く使えて、TwitterやYouTubeといった主要な動画サービスとSNSが使い放題(動画SNS放題)です。
「半額サポート」には「次回も他社へ乗り換えずに機種変更すること」や「端末の回収」といった利用条件があるものの、その条件を破ったとしてもドコモやauの料金と大きな差はありません。
ちなみにauの「アップグレードプログラムEX」も同様に、「次回機種変更時に端末を返還すること」や「次回機種変更時に同サービスに再加入すること」といった条件が存在しますのでご注意ください。条件を満たさない場合、256GBモデルだと13万円以上の端末代金が請求されます。
端末回収なしのプランでは、ドコモかauがおすすめです。20GBプランならドコモ、それ以外ならauがお得です。
ドコモでは、2018年5月に新パケットパック「ベーシックパック」がスタートしました。ベーシックパックは、auピタットプランと同じく従量制プランで、使ったデータ量に応じて料金が決まるシステムです。通話定額でない「シンプルプラン」との併用も可能なので、普段通話をしない方に適した料金プランといえます。
期間限定の学割キャンペーンは2018年5月31日をもって終了しました。大手3社で学割サービスを提供している会社は1社もありません。
ドコモを利用中の方 家族編
※ ソフトバンクは「データ定額50GB+」に加入すると、2019年4月請求分まで毎月1000円の割引が受けられます
4人家族 50GBプラン
端末回収プラン
回収なしのプラン
3人家族 15GBプラン
端末回収プラン
回収なしのプラン
「回収なし」ならドコモ、「回収プラン」ならソフトバンクがベスト
家族ならドコモかソフトバンクがお得です。回収なしのプランで料金が最も安かったのはドコモです。4人家族で50GBプランの場合、ソフトバンクに比べて毎月8000円以上も料金を抑えることが出来ます。ドコモには家族向け割引サービス「家族まとめて割」があります。家族で端末を複数台購入した場合、1台につき4800円の割引が適用されます。4人だと合計1万9200円もの割引になるので、家族には嬉しいサービスです。
端末回収プランではソフトバンクがベストです。2018年9月から新データプラン「ウルトラギガモンスター+(データ定額50GBプラス)」がスタートしました。50GBのデータ通信量が月5980円で利用できるプランです。ドコモの30GBプランが月8000円であることを考えると、いかに安いかがわかります。
家族みんなで「データ定額50GBプラス」を契約した場合、「みんな家族割+」が適用され、1人当たり最大毎月2000円の割引が受けられます。家族だけでなく、恋人やシェアハウスの同居人なども対象なので、幅広い範囲で使えます。ちなみに「みんな家族割+」はパケットをシェアすることが出来ませんので気を付けましょう。
auを利用中の方 個人編
auを利用している方は機種変更と乗り換えどちらがお得でしょうか?
※ ソフトバンクは「データ定額50GB+」に加入すると、2019年4月請求分まで毎月1000円の割引が受けられます
1~2GBプラン
端末回収プラン
回収なしのプラン
5GBプラン
端末回収プラン
回収なしのプラン
20GBプラン
端末回収プラン
回収なしのプラン
30GBプラン
端末回収プラン
回収なしのプラン
30GB以上使う人以外はauでの機種変更がお得
auを利用中の方は基本的に機種変更がベストな選択といえます。auフラットプランの20GBでは、ドコモの「機種変更応援プログラムプラス」を使ったプランより、2年間で5万1369円も安く運用できます。
iPhone最新作登場に伴いauでは現在、「iPhoneギガトクキャンペーン」が開催中です。「iPhone XS(Max)」を含む「8」以降のiPhoneシリーズを購入した方を対象に、「auフラットプラン20/30」では毎月520円の割引、「auフラットプラン25 Netflixパック」では毎月1020円の割引が1年間適用されます。キャンペーン期間は2018年11月30日(金)までの予定です。
回収なしのプランはauの旧プランがお得です。端末価格が大手3社の中で最も安いこともあり、全体の料金も他社より安くなっています。
auピタットプランやauフラットプランを利用する場合、「アップグレードプログラムEX」というサービスに加入しないと端末が安くなりません。「アップグレードプログラムEX」には、「端末の返還」や「次回機種変更時にアップグレードプログラムEX(a)に再加入すること」などの条件があり、その条件を満たさないと、端末価格が倍の値段(256GBモデルは13万6000円)になるので、その点はデメリットだといえます。機種変更後も「iPhoneXS」を残しておきたい方は、au旧プランでの契約も検討してみましょう。
30GB以上の「端末回収プラン」ならソフトバンクがお得です。現在、ソフトバンクでは「ギガ使い放題キャンペーン+」が開催中です。「ウルトラギガモンスター+」に加入すると、2019年4月請求分まで毎月1000円の割引が受けられます。また、動画サービスやSNS以外のデータ通信も2019年4月7日まで使い放題となりますので、通信制限を気にせずにゲームや動画、ネットが楽しめます。
年末年始に始まった期間限定の学割キャンペーンは2018年5月末で終了しました。現在は25歳以下の方も26歳以上と同じ料金設定です。
auを利用中の方 家族編
※ ソフトバンクは「データ定額50GB+」に加入すると、2019年4月請求分まで毎月1000円の割引が受けられます
4人家族 50GBプラン
端末回収プラン
回収なしのプラン
3人家族 15GBプラン
端末回収プラン
回収なしのプラン
家族向けの割引サービスがないau
auユーザーの家族はドコモかソフトバンクへの乗り換えが最も安いです。
端末回収プランではソフトバンクが他を圧倒しています。例えば3人家族15GBプランの場合。料金はドコモとそんなに差がありませんが、利用できるデータ通信量が大きく異なります。ドコモは毎月15GBですが、ソフトバンクはなんと毎月150GB。ドコモと比べて10倍のデータ通信量が毎月提供されます。1GB当たりの料金で比較すると、どれだけお得なのか分かると思います。加えてYouTubeやAbemaTV、インスタといったアプリをいくら使ってもデータ通信量にカウントされない(動画SNS放題)サービスもあるので、スマホのヘビーユーザーには最適な携帯会社といえるでしょう。
「XSを返還したくない方」や「リスクのあるサービスを使いたくない」方はドコモがおすすめです。回収なしのプランでは、ソフトバンクより2年間で18万円以上もお得です。ドコモの新パケットパック「ベーシックシェアパック」は、1か月のデータ量で金額が決まる従量制プランです。データ量が少ない分にはお得なのですが、上限の30GBまで通信制限がかからないので、データ量を使い過ぎてしまうリスクも存在します。特にお子さんのいるご家庭では、ネットやアプリの使い過ぎに注意しましょう。
端末回収ありのプランだとドコモは他社に料金で劣りますが、ドコモの「機種変更応援プログラムプラス」は条件を満たさない場合でも端末代金が高額になることがありませんので、入って損はないサービスといえます。
auでは、2018年6月からスタートした「家族ナツ得」キャンペーンが8月に終了。他社のように家族向けの割引サービスや料金プランがないので、全体の料金が高めに設定されています。
ソフトバンクを利用中の方 個人編
ソフトバンクユーザーはどの会社がお得なのでしょうか?
※ ソフトバンクは「データ定額50GB+」に加入すると、2019年4月請求分まで毎月1000円の割引が受けられます
1~2GBプラン
端末回収プラン
回収なしのプラン
5GBプラン
端末回収プラン
回収なしのプラン
20GBプラン
端末回収プラン
回収なしのプラン
30GBプラン
端末回収プラン
回収なしのプラン
5GBプランなら旧プランで機種変更した方がお得。
データ通信量や料金プランなどによって選択すべき携帯会社が異なります。それぞれのサービスをよく見極めて、最適な会社を選択しましょう。
ソフトバンクユーザーが機種変更する場合、「ウルトラギガモンスター+」と「ミニモンスター」を含む新プランへ移行するか、従来のプランで継続するか選択する必要があります。必ずしも新プランの方が安いとは限りません。例えば、5GBの端末回収プランを見てみましょう。旧プランが他社のプランを含めて一番安い金額となっています。また、回収なしのプランの場合、20GBまでは新プランより旧プランの方がお得です。
このように一概に新しいプランだからといって今まで以上に安くなるとは限らないので、自分の利用状況をふまえた上で、どちらのプランがお得か比較表を参考にしながら判断することをおススメします。
「半額サポート」には「次回もソフトバンクで機種変更すること」や「次回機種変更時に同サービスに再加入すること」といった条件があり、条件を満たさないとサポート適用時の2倍の端末代金が発生しますので、ご注意ください。
1~2GBプランauがオススメです。1GBプランの場合、「auピタットプラン」ならドコモの機種変更応援プログラムプラスを使ったプランより毎月1634円もお得に利用できます。回収なしのプランもauがお得です。
auピタットプランと一緒に使う「アップグレードプログラムEX」も半額サポートと同様の利用条件があるので、サービス内容をよく確認しましょう。
年末年始に始まった期間限定の学割キャンペーンは2018年5月をもって終了しました。現在、大手3社で25歳以下を対象とした割引サービスはありません。
ソフトバンクを利用中の方 家族編
※ ソフトバンクは「データ定額50GB+」に加入すると、2019年4月請求分まで毎月1000円の割引が受けられます
4人家族 50GBプラン
端末回収プラン
回収なしのプラン
3人家族 15GBプラン
端末回収プラン
回収なしのプラン
料金の安さなら旧プラン、データ通信のお得度では新プランがおすすめ
家族で利用するならソフトバンクがお得です。回収なしのプランではソフトバンクの従来プランがベストな選択です。4人家族の50GBプランで「iPhone XS」を購入する場合、auより家族データシェア50GBを利用したプランの方が2年間で8万円以上も安い計算となります。
3人家族15GBプランの場合も家族データシェアを使ったプランが最も安い計算です。データ量より料金にこだわる方は、従来プランで「iPhoneXS」に機種変更することも視野に入れましょう。
データ通信量のお得度では「みんな家族割+」を利用した新プランがオススメです。端末回収プランをみると、新旧で料金にそこまで大きな差はありません。毎月使えるデータ量にも差がありません。しかし、新プランはYouTubeやHulu、Twitterなどの主要な動画サービスとSNSがカウントフリーとなっています(動画SNS放題)。新プランにはこの特典があるので、データ通信量のお得度は新プランに軍配が上がります。
auは「ピタットプラン」や「フラットプラン」といったお得なプランがあるものの、他社の携帯料金には及びません。家族向けパケットパックや家族向け割引サービスがない点が大きく影響しています。
iPhoneXSの特長
特長1 オールスクリーンディスプレイ搭載
XSは約5.8インチ、XSMaxは約6.5インチのオールスクリーンディスプレイとなっています。Xに引き続き有機EL(OLED)ディスプレイを搭載。コントラスト比は驚きの100万:1。これはiPhone8(1400:1)の700倍にあたります。
「HDR10」と「Dolby Vision」に対応。メリハリが効いていて高精細で鮮明な画面に仕上がっているので、スマホで動画を見るには最適な端末と言えます。ディスプレイサイズが約6.5インチもある「XS Max」なら、より迫力のある映像が楽しめます。
コントラスト比とは
白(最大輝度)と黒(最小輝度)の明るさの比率。比率が高ければ高いほど、色の違いがくっきりとしていて、鮮明な画質になります。
特長2 進化したカメラ機能
多くのユーザーにとって欠かせないカメラ機能も進化しています。メインカメラの画素数はXと同じ1200万画素。画素数に変化はありませんが、新しく内臓された「A12 Bionic」や次世代のニューラルエンジン、スマートHDRといった機能によって、これまで以上にスマホとは思えない高繊細かつ自然な色合いでの撮影が可能になりました。
背面カメラにはデュアルカメラを搭載。広角側か望遠側のレンズかISP(Image Signal Processor )が自動で選択してくれるので、ユーザーはシャッターを押すだけで綺麗な写真が撮れます。
ポートレートモードも大きく進化しました。特に注目の機能が「深度コントロール機能」です。この機能を使うと、撮影した後に編集でボケの度合いを調節することが出来ます。後でボケの度合いが調節できるので、何度も撮り直す必要がありません。
特長3 A12 Bionicチップ採用でカメラ操作やゲームが今まで以上に楽しくなる
「iPhoneXS」「iPhone XS Max」には「A12 Bionic」という新しいチップが搭載されています。また、機械学習の処理を担う「ニューラルエンジン」も大幅に強化。
前作より処理速度が大きく向上。ベンチマークテストでもAndroidスマホや「X」を上回るスコアを出していて、性能向上が証明されています。アプリやカメラの軽快な操作が実現していますし、負荷のかかりやすいゲームや動画もストレスなく楽しめます。
グラフィックス性能は「A11 Bionic」に比べて最大50%高速化されていて、綺麗なグラフィックスに特徴があるゲームが今まで以上に楽しめる端末に仕上がっています。「ゲーミングスマホ」と言っても過言ではありません。
特長4 バッテリー、防水機能も進化
XSとXSMaxはバッテリーや防水機能も進化しています。バッテリーは「iPhoneX」より最大30分長い駆動時間を誇ります。
続いて防水機能。Xでは「最大水深1mの所で最大30分間耐えられる仕様」でしたが、XS/XSMaxでは「最大水深2mの所で最大30分間耐えられる仕様」に進化。今まで以上に水に強いiPhoneになっています。
セキュア認証はFaceIDを採用。もちろんApplePayやワイヤレス充電にも対応しています。
カラー、ストレージは3種類
カラーは「シルバー / スペースグレイ / ゴールド」の3種類、ストレージ容量は「64GB / 256GB / 512GB」の3種類で展開しています。
スペック比較
その他のスペックについては下の比較表をご覧ください。
iPhoneXS
iPhoneXS Max
端末の購入は、「一括0円」と「キャッシュバック」を狙おう
端末の「実質0円」キャンペーンが自粛となった今でも、実は「実質0円」は存在します。さらに「一括0円」や「キャッシュバック」を実施するお店も多数あります。
実質0円と一括0円の違いって何?
「実質0円」:毎月端末代金を支払う代わりに同額の割引を2年間受けることが出来て、結果的に端末代金が0円になるというもの。
「一括0円」:端末代金の支払いなしで、端末がその場で入手できる
端末代金を少しでも抑えたい方は、「一括0円」と「キャッシュバック」を実施しているショップで契約しましょう。では、一括0円などのキャンペーンを行うおすすめショップを紹介します。
おすすめショップとお得キャンペーン情報
実店舗
おすすめは街のケータイショップ。有名な所でいうと、「テルル」や「モバワン」といったお店が挙げられます。公式ショップの「一括0円」は対象機種が限定されますが、テルルやモバワンでは人気の「iPhone6s」や「Xperiaシリーズ」が一括0円で購入できます。
各ショップのツイッターアカウントから最新情報が随時更新されているので、ぜひチェックしてみて下さい。
ちなみにドコモ、au、ソフトバンクの公式ショップでも「一括0円」キャンペーンを実施しています(一部店舗に限る)。
オンラインショップ
現在、ドコモ、au、ソフトバンクは「iPhoneXS」「iPhoneXS Max」を販売中。各キャリアの公式オンラインショップで購入が可能です。
2018年9月現在、ドコモオンラインショップでは「秋のサン9キャンペーン」「オンラインショップ限定割引」、ソフトバンクオンラインショップでは「スマホアクセサリーの購入に使える割引クーポンプレゼントキャンペーン」が実施中です。このキャンペーンはオンラインショップ限定となっています。
オンラインショップの契約方法については利用ガイド解説記事をご覧ください。
※ 「iPhone XR」は2018年10月19日予約開始予定です
オンラインショップの契約ってどうやるの?
各公式オンラインショップHP
ソフトバンクへの乗り換えは「おとくケータイnet」がおすすめ
ソフトバンクへ乗り換えの方は「おとくケータイ.net」がおすすめです。ソフトバンクの正規代理店なので、契約も安心。「お客様満足度1位(ソフトバンクモバイル調べ)」を獲得している優良店でもあります。
「おとくケータイ.net」の魅力は、なんといっても「現金キャッシュバック制度」です。ここで契約すると、公式店舗では受けられない高額キャッシュバックがもらえます。
実店舗は予約制なので、「待ち時間なし」で手続きが可能。また、郵送での契約も受け付けているので、わざわざ店舗に行かずに済みます。
「iPhone XS」「iPhone XS Max」キャッシュバックキャンペーン開催中です。
「キャッシュバックキャンペーンの詳細」や「申し込み方法」、「キャンペーン情報」など、詳しい情報はショップの解説記事をご覧ください。
「おとくケータイ.net」公式サイトはこちら
まとめ
おさらい
・2018年9月21日(金)「iPhoneXS」「iPhoneXS Max」発売
・オールスクリーンの有機ELディスプレイ搭載
・カメラ機能が進化し、ボケの度合いも自由に調節可能に
・利用データ量や年齢によってお得な携帯会社が異なる
・ドコモの「機種変更応援プログラムプラス」やソフトバンクの「半額サポート for iPhone」、auの「アップグレードプログラムEX」は条件内容に注意が必要
スマホ購入の際は料金プランだけでなく、端末価格など様々な点に注意が必要
2018年9月21日(金)からいよいよ「iPhoneXS」と「iPhoneXS Max」が発売されました。それに伴って、大手各社が様々なキャンペーンを打ち出しています。
料金比較で見てきたことからも分かるように、利用データ量や利用中の携帯会社によって選択すべきキャリアは異なります。今の会社でそのまま機種変更すべきか乗り換えるべきか判断する際は料金プランだけでなく、端末価格やサービスの利用条件にも注意しましょう。また、乗り換えと機種変更では同じ携帯会社でも料金が大きく異なります。基本的には機種変よりMNPの方が料金は安いです。しかし、端末によっては料金は変わらない場合もあります。
キャリア選択の際はプランだけでなく、その他の点も忘れずにチェックしましょう。