2021年4月30日、楽天モバイルから「iPhone12シリーズ」の販売がスタートしました。
そこで気になるのが料金です。
果たして他社に比べてどの程度お得なのでしょうか?
他社との料金比較を交えながら、楽天モバイル「iPhone12」のお得度や楽天モバイルの弱点、契約方法、開催中のキャンペーンについて詳しく解説します。
(2021年7月4日更新)
- 「アップグレードプログラム」で最新のiPhoneが半額に
- 「iPhone12シリーズ」の端末価格一覧
- 【最大2万円分還元】「iPhone」超トクのりかえキャンペーン
- 楽天モバイルのプラン料金と端末の合計金額まとめ
- 料金比較 条件設定
- 料金比較1 大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)
- 料金比較2 ワイモバイル
- 料金比較3 大手新ブランド(ahamo、povo、LINEMO)
- 料金比較4 格安SIM
- 楽天モバイルのメリットとデメリット
- 楽天モバイルの申込方法
「アップグレードプログラム」で最新のiPhoneが半額に
2021年6月29日に楽天モバイルで「iPhoneアップグレードプログラム」がスタートしました。
機種代金を48か月払いにして25カ月目以降に端末を返却することで、残り分(最大24回分)の端末代金の支払が不要となり、最大半額でiPhoneが使えるサービスです。
支払い方法は「楽天カード」限定ですが、楽天モバイルの回線有無関係なしに誰でも使えます。
楽天カードは年会費永年無料ですし、未所持の方もこれ目的で加入する価値はあると思います。
「iPhone12シリーズ」の端末価格一覧
端末価格は以下の通りです。
iPhone12
定価 | アップグレード適用 | |
---|---|---|
64GB | 10万1176円 | 5万592円 |
128GB | 10万8160円 | 5万4096円 |
256GB | 12万2335円 | 6万1176円 |
※ 更に「iPhone」購入と同時に「UN-LIMITⅥ」加入で最大2万円相当のポイントが還元されます。
iPhone12 mini
定価 | アップグレード適用 | |
---|---|---|
64GB | 8万7712円 | 4万3872円 |
128GB | 9万5140円 | 4万7592円 |
256GB | 10万9205円 | 5万4624円 |
※ 更に「iPhone」購入と同時に「UN-LIMITⅥ」加入で最大2万円相当のポイントが還元されます。
iPhone12 Pro
定価 | アップグレード適用 | |
---|---|---|
128GB | 12万7395円 | 6万3720円 |
256GB | 14万650円 | 7万344円 |
512GB | 16万8070円 | 8万4048円 |
※ 更に「iPhone」購入と同時に「UN-LIMITⅥ」加入で最大2万円相当のポイントが還元されます。
iPhone12 ProMax
定価 | アップグレード適用 | |
---|---|---|
128GB | 14万1700円 | 7万872円 |
256GB | 15万5050円 | 7万7544円 |
512GB | 18万1440円 | 9万744円 |
※ 更に「iPhone」購入と同時に「UN-LIMITⅥ」加入で最大2万円相当のポイントが還元されます。
キャンペーン適用の場合、最安3万円台でiPhone12が使える
「iPhone12」の端末価格は最安で10万1176円。
更に「iPhoneアップグレードプログラム」と「iPhone購入キャンペーン」を組み合わせれば、なんと実質3万592円で使う事が出来ます。
「iPhoneアップグレードプログラム」が導入されたことで、iPhone12を購入するハードルも大きく下がっています。
【最大2万円分還元】「iPhone」超トクのりかえキャンペーン
現在、楽天モバイルでは「『iPhone』超トクのりかえキャンペーン」と題して、初めて「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」を申し込みして、かつ「iPhone12シリーズ」or「iPhoneSE(第2世代)」を購入した方に、最大2万円分の楽天ポイントが付与されるキャンペーンが開催中。
「iPhoneアップグレードプログラム」との併用も可能です。
ポイントをゲットするには「プラン申込&端末購入」だけでなく、通話アプリ「Rakuten LINK」の利用が必要なので、ご注意下さい。
キャンペーン期間
2021年4月23日~終了日未定
対象スマホ
- iPhone12
- iPhone12 mini
- iPhone12 Pro
- iPhone12 Pro Max
- iPhoneSE(第2世代)
キャンペーン条件
以下にある全ての条件をクリアする必要があります。
- 「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の申込をする(新規、乗り換え)
※ MVNO「楽天モバイル(ドコモ、au回線)」のプラン料金から移行の方も対象
- 申込日と同日に対象スマホを購入
- 商品到着、または店頭で購入した日の翌月末日23時59分までに「Rakuten LINK」を利用して、2つの条件をクリアする
→「楽天LINK」を使った発信で10秒以上の通話
→「楽天LINK」を使ったメッセージ送信を1回以上利用
楽天モバイルのプラン料金と端末の合計金額まとめ
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」
楽天モバイルの料金プランは、「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の1種類のみ。
毎月のデータ量に従って月額料金が変わる従量制プランを採用。
楽天回線のエリア内ならデータ上限は無制限で、どれだけ使っても最大月額3278円です(auパートナー回線エリアは月5GBまで)。
1GB以下なら、なんと0円で利用可能!
5G通信に対応して、追加料金はありません。
電話は通話アプリ「Rakuten LINK」を使えば、国内通話無料でかけ放題です(通常の通話は30秒につき22円かかる)。
eSIMに対応
楽天モバイルは「eSIM」に対応。
「iPhone12」はeSIM対応スマートフォンなので、SIMカードを挿入する事なく利用する事が出来ます。
「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」プラン料金3カ月無料キャンペーン開催中
2021年4月8日から楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」に加入すると、プラン料金が3カ月間無料となるキャンペーンが開催中!
「新規契約」「他社からの乗り換え」「楽天モバイル(ドコモ回線、au回線)からの移行」が対象です。
最初の3カ月間は無料でデータ使い放題なので、この機会をお見逃しなく!
2021年4月8日~終了日未定
プラン料金と端末代金を合わせた合計金額
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」のプラン料金と端末代金を合わせた合計金額は以下の通りです。
ちなみに端末は「iPhone12 64GBモデル」を例とします。
「iPhone12 64GB」モデルの場合
※ 端末価格は「iPhoneアップグレードプログラム」を適用した場合の最安価格で表示しています
料金比較 条件設定
楽天モバイルで「iPhone12」を使う場合、料金はどの程度お得なのでしょうか?
他社との料金比較をしてみてたいと思います。
比較を分かりやすくするために、以下の条件を設定します。
条件設定
・個人で利用するケースで比較
・「iPhone12 64GBモデル」を購入する
・乗り換え、新規契約を想定
・楽天モバイルと大手のiPhone12は「2年後に端末を返還することを条件とした端末補助サービス(楽天モバイル『iPhoneアップグレードプログラム』、ドコモ『スマホおかえしプログラム』、au『かえトクプログラム』、ソフトバンク『トクするサポート+』)」を適用する
・大手は「5G料金プラン」を利用する
・大手新ブランド、mineo(格安SIM)は現時点で「iPhone12」の販売を行っていないため、SIMフリー端末を購入する
・楽天モバイルは、「iPhone超トクのりかえキャンペーン」と「プラン料金3カ月間無料キャンペーン」適用後の価格で計算する
・手数料はゼロとする
・長期ユーザー向けの割引は適用しない
料金比較1 大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)
大手キャリアと比較すると、どうなのでしょうか?
1GB
無制限
料金は楽天モバイルが圧倒的にお得
1GBプランも無制限プランも大手3社より圧倒的にお得です。
例えば無制限プランは、大手より楽天モバイルの方が月5000円近くも安い計算です。
2年間で計算すると11万9200円以上の差に。
この料金差は大きいですね。
ただし、楽天は「無制限で使えるエリアが限られること(楽天回線エリア)」「通信速度が大手より遅い」などのデメリットもあるので、その点も考慮しましょう。
料金比較2 ワイモバイル
21年2月に「iPhone12」の取り扱いを開始したワイモバイルと比較してみました。
3GB
25GB以上
料金の安さは楽天の方が上だが、その他の要素でワイモバイルにも魅力あり
楽天モバイルの方が月4000円以上も安いです。
格安と言われてるワイモバイルも、大手キャリアと同じような料金となっています。
その理由は端末代金にあります。
大手はスマホの返却と引き換えに端末代金が安くなるサービスがありますが、ワイモバイルには存在しないため、大手より端末代金が高いです。
また、楽天モバイルの「iPhone」割引キャンペーン(新規、乗り換え)は実店舗でも適用されますが、ワイモバイルの割引キャンペーン(新規、乗り換え)はオンラインショップ限定です。
安さでは劣るものの、ワイモバイルは楽天に比べて「通信速度の安定性が高い」「対応エリアが広い」「実店舗数が多い」「PayPayモールでの買い物がお得」などのメリットがあります。
料金比較3 大手新ブランド(ahamo、povo、LINEMO)
21年3月にスタートした大手新ブランドと楽天モバイルはどちらがお得なのでしょうか?
20GB
※ 5分間無料通話オプションが含まれています
安さを重視するか速度の安定性を重視するか
楽天モバイル安いですね。
povo、LINEMOより月3200円以上もお得です。
ただ、「通信エリアの広さ」や「速度の安定度」は大手新ブランドの方が優れています。
携帯会社を選択する時は、料金の安さだけでなく、「通信速度」や「オプションの豊富さ」「サポート面」などの点も考慮しておきましょう。
料金比較4 格安SIM
格安SIMの中でも人気の高い「mineo」との比較もしてみました。
mineoの「iPhone12」は、SIMフリー端末を購入すると仮定します。
1GBプラン
20GBプラン
エリア次第だが、総合的に見ると楽天モバイルの方が良い
料金の安さは楽天モバイルがmineoを圧倒しています。
1GBプランで見ると、2年間で10万円以上もお得な計算です。
「通信速度」や「サポート面」などの点を考えても、格安SIMを選ぶ利点はほとんど感じません。
iPhone12を使う場合は、楽天モバイルやワイモバイル、大手の新ブランドをオススメします。
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楽天モバイルのメリットとデメリット
楽天モバイルを使うメリットとデメリットをまとめてみました。
楽天モバイルのメリット
・料金が圧倒的に安い
・最新iPhoneが回線とセットで買える
・楽天カードを持っていれば、最新iPhoneが通常価格の半額で使える
・1カ月のデータ量が1GB以下なら、無料で使える
・データ無制限プランが用意されている
・5G通信に対応
・通話アプリ「楽天LINK」なら、無料でかけ放題
・楽天市場のポイント還元率がアップする
・実店舗が全国展開している
楽天モバイルのデメリット
・場所によっては無制限で使えない(auパートナー回線エリアは月5GBまで)
・無制限で使えるエリア(楽天回線エリア)が狭い
・大手よりデータ通信が安定していない
・通信速度が大手より遅い傾向にある
・「楽天LINK」の音質が悪い
・大手より実店舗の数が少ない
・キャリアメールが無い(21年夏に提供予定)
あらゆる観点から考えよう
料金の安さや楽天市場の買い物がお得になるなど、家計のコストカットに貢献してくれる半面、大手キャリアより快適性に劣るので、その点も考慮しながら契約すべきか考えることをオススメします。
こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい。
楽天モバイルの申込方法
楽天モバイルは「実店舗」と「web」から申し込む事が出来ます。
実店舗
・専門スタッフと直接話ができるので安心
・気になる点や疑問に思う点を相談できる
・初期設定をしてもらえる
・当日に端末が手に入る
専門スタッフによる設定サポートを受けたい方は、実店舗での申込をオススメします。
現在、全国約600店舗が展開中。
近くに実店舗があるか知りたい方は、こちらのリンクよりお探し下さい。
web(オンライン)
webならスマホやパソコンで簡単に申込出来ますし、web申込限定キャンペーンも用意されているので、お得に契約したい方にもオススメです。
2021年7月現在、以下のようなキャンペーンが用意されています。
- 「ゴールド」「プラチナ」「ダイヤモンド」会員限定、最大1600ポイントゲットキャンペーン
- 「楽天カード」会員限定、最大2000ポイントゲットキャンペーン(8月2日8時59分まで)
- 「楽天証券口座」を所有の方限定、最大2000ポイントゲットキャンペーン(8月2日8時59分まで)
- 「楽天銀行口座」を所有の方限定、最大2000ポイントゲットキャンペーン(8月2日8時59分まで)
特に楽天サービスのヘビーユーザーはポイントが荒稼ぎ出来るので、web申込をオススメします。
筆者も実際にweb申込をしてみました。
その時の流れを記事にしたので、web申込の方法を知りたい方はぜひ参考にしてみて下さい。
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